不倫体験談ブログ

大学生時代の親友に夫を寝取られ不倫された現場をビデオ録画して見せつけてやった

大学生時代の親友に夫を寝取られ不倫された現場をビデオ録画して見せつけてやった

この記事を書いた人

リナ

現在の年齢:32歳
当時の年齢:25歳

出会いは、当時働いていたバイト先

これは、私が結婚して2年目頃、既に離婚した元夫に不倫をされたお話になります。

元夫と出会ったのは、私が大学生の頃のバイト先のカフェで、私は店員、旦那は客という関係でした。

元夫は3日に一度ほどランチに来る常連客だったので、一ヶ月ほどで顔を覚えました。

背も高くスーツが似合い、芸能人で言うなら岡田将生似の顔立ちでした。

ある日、元夫のオーダーを受けにテーブルに向かいました。

その時は、毎回注文する洋風オムライスだったのを覚えています。

「洋風オムライス一つですね」

私が元夫のオーダーを受け、厨房に戻ろうとした時、

「あの」

と元夫が突然声をかけてきました。

「いきなりすみません・・・。変なヤツかと思われるのはわかってますが、もしよければ・・・」

と、緊張している元夫がおもむろに差し出したのは一枚のメモ。

メールアドレスが書かれていました。

「あ、はい、ありがとうございます・・・」

私はびっくりして、何も考えずそのメモを受け取りました。

その日の帰りの電車の中で、受け取ったメモを見返しました。

「ここでメールしなかったら、お店来づらくなっちゃうかな…」

最初はその程度の気持ちで、メモに書いてあったアドレスに、メールを送ってみました。

【こんばんは。いつもお店に来ていただいているので、お顔は覚えていました。まさかアドレスをいただくとは思ってもいなかったので、びっくりしてしまいました。】

こんな感じでメールを送信。

返信があるかないか、ドキドキしながら待っていました。

家に着いて、シャワーを浴びてテレビをつけた頃、メールの返信が来ていました。

「メールありがとうございます!嬉しいです!」

「とても素敵な方だなと思って、気になってアドレスを渡してしまいました笑」

なんだかかわいらしい印象が伝わってくる文面で、その夜は2,3通のやりとりをして寝ました。

次の日、朝スマホをみると

【もしよろしければ次のお休みの日、ランチでも行きませんか?】

というメールが来ていました。

私は学校もバイトも何も予定の入っていない日を確認し、「わかりました」と返信しました。

ランチ当日、待ち合わせ場所に向かうと、元夫はいつものスーツ姿とは違い、Tシャツにスキニージーンズ姿で待っていました。

元夫のスタイルの良さが際立つ服装で、私は正直、キュンときてしまいました。

元夫は私より二つ年上で、社会人2年目でした。

銀行員をしており、ようやく仕事に慣れてきたとのことでした。

会話の雰囲気もとても落ち着いていて、仕事のこと、趣味のことなど、いろいろ引き出しのある方だなあと感じていました。

かなり意気投合した私たちでしたが、その日はランチのみで解散になりました。

別れ際にLINEの交換をし、

「また近いうちに、声かけてもいい?」

と言われたので、私はもちろんオッケーしました。

帰った後も連絡を取り合った私たちは、バイト先以外でも頻繁に会うようになりました。

告白の儀式

私が当時学生だったこともあり、デートは毎回素朴な感じなのが多めでした。

それでも元夫の話の引き出しの多さと、私の話を一生懸命聞いてくれるところに、とても安心感がありました。

数回のデートののち、元夫からの告白を受け、お付き合いする事になりました。

告白は、展望台から夜景を見ながら…でした。

私は嬉しくて、しばらく何日も舞い上がっていたのを覚えています。

友人に報告

つきあい始めて3日後くらいに、大学で一番仲が良かったマユという友人に、自分に彼氏ができたことを話しました。

「よかったじゃーん!リナ、久々の彼氏なんじゃない?」

マユは自分のことのように、とても喜んでくれました。

私はとても照れくさかったですが、内心かなり舞い上がっていました。

「今度私の彼氏と4人で遊びに行こうよ!」

マユがそう提案してくれました。

私はダブルデートに憧れがあったので、その提案にとてもワクワクし、オッケーしました。

付き合い始め

私たちの付き合い始めは、付き合う前とテンションが大きく変わるということはありませんでした。

でも、付き合う前よりも元夫の積極的な感じに、とてもドキドキしていました。

元夫の友人にも会わせてもらうこともありました。

照れ屋な元夫でしたが、デートプランを考えてくれたり、友人に私の自慢話をしていたり、夜の方も想像していたより積極的でした。

付き合い始めて一ヶ月ほどで、お互いの両親にも会うようになりました。

それを機に、何度か食事や遊びに誘ったり誘われたりしながら、当時はとても幸せな日々を送っていました。

友人とのダブルデート

付き合い始めてから4ヶ月程して、マユが再び以前の提案の話をしてきました。

お互いの彼氏にダブルデートをしたいと話し、オッケーが出たので、主にマユと私でプランを考え始めました。

ダブルデート当日、私と元夫は前日に私の家に泊まりに来ていたので、一緒に待ち合わせ場所に向かいました。

待ち合わせ時間の3分ほど前に、マユたちも来ました。

お互いそれぞれ初対面だったこともあり、ぎこちない自己紹介からその日のデートが始まりました。

その日は遊園地に行くプランだったので、電車に乗って遊園地の最寄り駅まで向かいました。

電車の中で、とりあえず的なノリでお互いのLINEを交換し、4人のグループチャットも作りました。

ダブルデートはとても楽しいもので、あっというまに終わりました。

元夫も楽しかったようで、「今度は二人で行こうね」とも話してくれました。

結婚への展開

元夫とのお付き合いはそれ以降も順調で、気づけば1年近く経とうとしていました。

私も当時社会人になったばかりでしたが、あまり忙しくない職場でしたので、以前とあまり変わらない頻度で元夫と会っていました。

ある日、久しぶりに夜景の見える展望台に行きたいと、元夫から提案がありました。

展望台に行く道中、元夫は、私の話を聞いてるような聞いてないような、そわそわしている様子でした。

どうしたんだろうと思っているうちに、目的地に着きました。

数分くらい並んで、夜景を見ていました。

特に何か会話をするわけでもなく、相変わらず元夫はそわそわしていました。

そして元夫は何か決心したように、急に私の方に体を向けました。

「僕の奥さんになってください」

突然のプロポーズでした。

私は一瞬思考が止まり、ポカンとしてしまいました。

元夫もそのまま固まってしまい、不安そうな表情でした。

私は状況が少しずつ飲み込めてきた後、嬉しさが込み上げてきたのがわかり、ゆっくり落ち着いて一言、

「こちらこそ、よろしくお願いします」

と、返事をしました。

普段おとなしい元夫は、珍しく跳び跳ねて喜んでいました。

結婚報告と新婚生活

元夫のプロポーズ後、お互いの両親に挨拶に行きました。

私の両親は、

「社会人になったばかりで、ちょっと早いんじゃない?」

と、最初は若干渋る様子でしたが、元夫の人柄や話し方などが気に入ったようで、最後は父が、

「娘をよろしくお願いいたします」

と、納得してくれたようでした。

元夫のご両親にも挨拶に行った際も、お義母様は

「こんな息子で大丈夫?この子口下手だから、話し合いとか出来るのか心配で...」

と、元夫の心配をしていました。

お義母様が心配していることは、私にはもう既にわかっていることばかりでした。

ご両親への挨拶後は、職場や友人にも報告しました。

もちろんマユにも報告しました。

そしたら彼女は、案の定とても喜んでくれました。

「リナおめでとう~!!!お幸せにね!」

手続きなどもろもろ落ち着いて、新居のアパートも決まり、引っ越しも一段落しました。

新婚生活が始まり、私はとても浮き足立っていました。

結婚式や新婚旅行の話もちょくちょく出ました。

「あぁ…夫婦になったんだな…」

実感が湧くような、湧かないような、不思議な気持ちが数ヶ月も続きました。

友人の破局

新婚生活4ヶ月がたった頃、私が仕事が終わってスマホを開くと、マユからLINEが入っていました。

「彼氏と別れちゃった...」

私は帰りの電車に乗る前に、マユに電話しました。

話を聞いたところ、マユが大学のサークル仲間との飲み会に行くことを、元々彼氏は嫌がっていたらしく、マユがなかなかそれをやめてくれないことに、彼氏はついに嫌気が差したらしいのです。

私は元夫にも話をし、とりあえずマユを家に泊め、一晩慰めました。

その日から、マユはちょくちょく私たち夫婦の家に泊まりに来るようになりました。

マユは元夫とも以前より仲良くなったようで、私がシャワーを浴びている間など、仲良く話しているようでした。

私はそれに対して、嫉妬などの感情は無く、むしろマユが元気になっていくことに安心していました。

ただ…

今思えばその時に少しでも気にかけるべきでした。

違和感

マユが家に時々泊まりに来るようになってから、1ヶ月が経ちました。

マユが泊まりに来なかったある日の夜、元夫とベッドの上でそれぞれのことをしているときでした。

元夫のスマホの画面をちらっと覗くと、マユとのLINEのトーク画面が見えました。

私はその時、

「あれ?なんで二人で話してるんだろう」

と、何となく不思議に思いました。

家に来るたびに、二人が仲良くなっているなぁとは思っていましたが、トーク画面を見た途端、私は少し不安になってきました。

すると、元夫は私に画面を見られているかもと不安になったのか、さりげなく電源を切り、

「もう寝よっか」

とだけ言われて、その日はもう寝ることにしました。

二人のやりとり

その日から、私は元夫のスマホの中身が気になるようになりました。

(マユと何を話していたんだろう)

(家に泊まりに来るとき、どんな会話をしていたのだろう)

今までの様子について振り返ると、少し変だなと感じ始めました。

疑い過ぎかとは思いましたが、そのときから「浮気」の2文字がちらつくようになりました。

でも、シャイな元夫に限ってそんなことは無い、そう信じることにしていました。

ですが、ある晩、私は元夫がシャワーを浴びている間、元夫のスマホに通知が入るのが目に入りました。

相手はマユからでした。

最後のメッセージの内容しか見られませんでしたが、その文は

「楽しみ❤」

でした。

私の頭の中は、少しパニック状態になりました。

楽しみってなにが…?

二人で何の約束をしているの?

というか、このハートマークは何??

元夫とマユの関係を疑わずにはいられなくなりましたが、まだ確証が無かったため、その日も元夫に何か聞くことはしませんでした。

元夫の明らかな異変

それから何日後かの夜、元夫からLINEが入りました。

「今日残業で会社に泊まるから帰れない、ごめんね」

文を見た瞬間、いろんな不安と疑問が一気に頭をよぎりました。

今まで残業なんか無かったのに、このタイミングの残業は明らかにおかしいのです。

私は、元夫とマユが二人で会うんだ・・・と、女の勘でわかりました。

が、やはり本当に残業かもしれないと思うと、まだ確証が持てません。

マユに連絡を取ってみて、様子を伺うこともできましたが、怖くてできませんでした。

次の日の夜、元夫は仕事終わりの時間に帰ってきました。

普段通りの元夫でした。

ですが、夕飯を食べた後、元夫が誰かとLINEでやりとりをしていました。

そして突然、

「ちょっと電話してくる」

とだけ言って、玄関を出て行ってしまいました。

会社や友人だったら自分の部屋で電話すればいいのに、わざわざ外へ出て・・・?

それからも、私は元夫の様子を見ては疑っていましたが、前より口数が増えたような気がしました。

やましいことを隠すためなのか、話の引き出しの多い彼にしては、当たり障りのない会話が異様に増えたのです。

あとは、スマホを肌身離さず持つようになりました。

間違いなく私に何かを隠していることは、確信できました。

ただ、それが浮気なのかはまだ確証を得られませんでした。

しかし、このあと私は、目を疑う光景を目の当たりにすることになるのでした。

目を疑う光景

元夫はそれからも、何かにつけて急な泊まりが増えるようになりました。

私は「わかった」としか言えませんでしたが、怒りと不安で物に当たってしまうことが増えました。

これらのことがあって、しばらくマユとも距離を置いていましたが、ある日マユから、「家に泊りに行きたい」と連絡が来ました。

私は、これをチャンスと考え、元夫とマユの関係を暴いてやろうと決めました。

その夜、私は今までどおり振る舞っていたのですが、二人がどんな会話をしているか聞いてやろうと思いました。

私だけわざと別の部屋に行くフリをして、ドアに耳を当て、二人の会話を聞いていました。

すると、マユの声がして

「今日はどうする?ここでしてみる?」

「バレたら終わりだけど、スリルありそうだね」

私が寝てる横で、夜の営みをしてみるかという話をしていました。

その会話を聞いた私は、その場で崩れそうになりましたが、グッとこらえました。

元夫は声が小さいので、ドア越しでは何を言っているかはっきりとは聞こえませんでしたが、甘く優しい声をしていたように思えました。

この瞬間、元夫への愛が一気に無くなっていくのが分かりました。

その夜、私は二人がコトを起こすと確信し、こっそり寝室の置物の影にスマホを置いて、録画することにしました。

いつも通り、ツインベッドに私たち夫婦と、マユが寝るサブベッドを用意して寝る準備をしました。

私は「先に寝る」と言って、スマホでビデオ録画をセットし、二人がコトを始めるのを待つことにしました。

その数十分後、怪しまれるのを避けるためか、元夫とマユは時間差で一人ずつ寝室に入ってきました。

そして、私が本当に寝ていることを確認し、マユが元夫のベッドに入っていく音が聞こえました。

「ホテルとはまた違って、ドキドキするね」

「ホントだね」

小声で話していますが、聞く耳を立てていた私には丸聞こえでした。

そして、そのあとは二人がキスをする音も聞こえました。

私は二人とは反対側を向いて寝ていましたが、目をつぶってるのが精一杯でした。

それと同時に、いくら寝ているとはいえ、自分の妻の前で別の女性とやれる夫と、友達の夫を寝取っているマユに、人として大丈夫なのか…?と、冷静にどん引きしてしまいました。

まるでAVの世界です。

寝ながら涙が頬を伝っていましたが、鼻をすすれば起きていることがバレてしまうので、必死で耐えました。

そして、二人の粗い息遣い、布が擦れる音、ベッドがきしむ音やらが聞こえてきました。

二人は完全に黒でした。

私の知らないところで、こっそりと愛を育んでいたようでした。

何より、一番ショックだったのは、浮気をするはずが無いと思っていた元夫に裏切られた事でした。

私は元夫の知らなかった部分を、そのときに知ってしまったのです。

元夫に悪気があろうと無かろうと、朝起きたら録画した動画を見せ、この家を出て行く。

そしてもちろん、マユとも縁を切る。

元夫と友人が営み合う横で、気分は最悪でしたが、私はそう決めました。

淡々とした修羅場

私はもちろん一睡もできませんでした。

朝、最初に起き上がると、数時間前までベッドを一緒にしていた元夫とマユは、それぞれの寝床に着いていました。

ちょっとしてから、元夫は何事も無かったかのように、ムクムクと起き上がりました。

そこに私は容赦なく、昨晩撮った動画を目の前に突きつけました。

元夫は、顔が青ざめていました。

「知ってたの・・・?」

元夫は震えながら私に聞いてきました。

私は元夫に、数ヶ月前から様子がおかしいと思っていたことなど、胸の内を全て話しました。

そしたら元夫は、涙目になり、

「頼む、許してほしい・・・。マユちゃんが一方的で魔が差しちゃったんだ・・・。もう・・・絶対こういうことしないと誓うから・・・、会社の人とか友達にだけは・・・。離婚も考え直してほしい、というか、嫌だ・・・。」

と、すがってきましたが、それを聞いて私は、元夫に呆れてしまいました。

(こいつ…どんだけ都合のいいことばっか言ってんだよ・・・)

マユが起きる前に家を出て行こうと、そそくさと準備を始めると、元夫がそれを見て、

「僕たち、これでホントに終わりなの・・・?」

と、小さい子供のように、部屋の廊下でぽつんと立って、私に聞いてきました。

なんだか一瞬かわいそうにもなりましたが、昨晩のことを思い出すとそんな感情も、スッと引っ込みました。

私は一度嫌と思ったら、そこから立ち直ることはそう簡単にはできない性格でした。

元夫も今までの付き合いからわかっていたはずです。

それでも元夫は、私が家を出る最後の最後まで涙目で訴えてきましたが、当面は顔も見たくありませんでした。

今後の行く末

そこからは展開も早く、自分がこんなにも冷静でいられることに、少し驚いていました。

一度実家に帰って今までの話をすると、両親はしばらくいていいと言ってくれました。

その後も、元夫から何通も電話やLINEが入っていましたが、しばらくはフルシカトでした。

元夫と顔を合わせていない間、慰謝料を請求しようか、本当に離婚しようかなど、いろいろ考えてはいました。

ですが、元夫のことを考えること自体が、徐々に面倒になってきている自分がいました。

元夫から話を聞いたからか、マユも謝罪のLINEや電話を何度も寄こしてきました。

「リナ、本当にごめん、寂しさでつい、リナの旦那と寝ちゃってたの...」

そんなことは言われなくてもわかってました。

感情的にならないよう、二度と私の前に現れないで欲しいと、一言言いました。

それからマユは、私に連絡をしてくることは無くなりました。

しかし、元夫の方は、変わらず毎日連絡をしてきました。

家を出てから一週間、フル無視を貫いていましたが、それでもです。

「もう絶対しない」なんて言われても、全く信用できませんでした。

私の元夫への愛や好きという感情は、もう何処かに行ってしまったようでした。

そして私は、ふたたび彼への愛が再熱することはないだろうと思い、役所に離婚届をもらいに行きました。

両親にも離婚をする決意を話し、私は自分の書く欄を淡々と埋めていきました。

元夫に離婚届を書いてもらうため、いつ会えるか、久しぶりに連絡をしてみました。

すると、元夫から即返信があり、3日後に会うことになりました。

離婚成立

場所は、自分が感情的になるのが嫌だったこともあり、人目のあるカフェにしました。

元夫にはまだ離婚するという話はしていなかったので、元夫がどんな反応を示すか不安でした。

私が先に着いて待っていると、数分後に元夫もやってきました。

「ごめん、待った?」

「今来たとこだから、大丈夫」

騒動があってから初めて顔を会わせるので、とても気まずかったのを覚えています。

その重い空気から早く逃げたいがため、私は早々に離婚届を元夫に見せました。

元夫は、あの時のように顔が真っ青になり、目を丸くしました。

「え、今日は僕、仲直りするつもりで来たんだけど、どういうこと…?」

元夫は、かなり動揺していました。

でも、私には想定内の反応でした。

実は、心のどこかで仲直りをしたい自分もいたのですが、その後再び元夫を信頼できるかというと、自信がありませんでした。

そのことも元夫に打ち明けると、彼はしばらく黙ってしまいました。

「あなたとまた暮らすことも考えたけど、今後あなたを信頼できるかというと…だから、こういう決断になりました」

そう言うと、元夫はとても後悔している事を、涙ぐみながら話しました。

一応夫の言い分を最後まで聞くことにしましたが、私の心は変わることはありませんでした。

それからも話し合いというか夫の謝罪は何時間にも及びましたが、カフェ閉店前に、ようやく元夫は離婚届にサインをしてくれました。

私達の夫婦生活は、元夫の浮気により呆気なく幕を閉じました。

新たな人生

元夫と離婚して、あれから七年経ちました。

今私は新しい旦那がいて、もうすぐ子どもも生まれます。

私は離婚後しばらく男性不信でしたが、今の旦那はそれを覆すくらい素敵な人です。

あれから、マユとはもうぱったり縁を切っており、元夫に関しては、噂ではまだ独身のようです。

ただ、大学の共通の友人によれば、マユは別の男性と結婚したものの、マユの浮気ですぐ離婚したそうです。

元夫といい、友人といい、私には人を見る目がないのでしょうか…

信じていた人にここまで裏切られる経験は初めてで、私もいまだに傷は癒えていません。

だからこそ、あの人と離婚をするという選択肢は、間違ってなかったんだなと思います。

今思えば、もっと相手を見極めるべきでした。

元夫のことを知り尽くしていたつもりでしたが、元夫も男です。

どんなにイイ人に見えても、浮気の可能性はゼロではないのです。

子どもが生まれた後も、今の旦那とはとても円満です。

元夫との記憶はもう色褪せてしまいましたが、あの騒動だけはずっと忘れないでしょう。

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