この記事を書いた人
現在の年齢:36歳
当時の年齢:29歳
出会い
私は学生の頃から彼氏ができず、社会人になり合コンするもできない日が続いてました。
何十回と合コンをしても、この人いいなぁと思えた人はおらず。
私は、このまま独身で終わるのは、絶対嫌だと思い、日々どうしたら出会えるのか調べていました。
そんなある日、出会い系サイト、今でこそマッチングアプリと言われますが、女性が無料でできる所に登録してみました。
半信半疑、まぁいいと思える人がいたらなぁっと思ってみてみると、そこに何人か良さそうな人がいました。
連絡を数人同時進行で行い、会話を進めていくうちに、1人の男性と会うことになりました。
その男性は私より2歳下の会社員でした。
背は私より高く、ガタイもいいし、優しそうな印象でした。
年下だけど、頼りがいがあり、何回かご飯を食べた後に、告白されて付き合うようになりました。
付き合うようになってわかったのが、付き合うまでは、連絡がすごくマメだったのに、付き合ってから、連絡が遅れがちになってきたことです。
私がLINEで送っても、返事は翌日、翌々日になることが多かったのです。
男の人ってそんなものなのかなぁっと思いながらも、会ってる時は楽しいしから、返事が遅いのは気にしないようにしました。
もちろん、初めて付き合ったので私はエッチは初めてで、悟られないようになんとか終えることができました。
2回目のエッチからは、気持ちよく感じることができ、なんとなく相手の気持ちいいこともわかってきたので、楽しいなと思えるようになりました。
だけど、デートもエッチも楽しんでるのに、なにか心が満ちないと思うことがずっと心の奥にあったのです。
それは、やっぱりLINEの返信のあり方だなと思いました。
私は大学生の頃から一人暮らしで過ごしてきたから、好きな人とはLINEで繋がっていたいタイプだと自覚しました。
浮気男性との出会い
そんなある日、出会い系のアプリは無料だからずっと会員になったままで、ある男性から連絡がきました。
その男性は、今付き合ってる年下ではなく、会社経営している6つ年上の男性でした。
私は付き合っていても、会わなければサイトの中でのやり取りは良いと思っていたので、LINEのやりとりをするようになりました。その年上の男性は、早めLINEの会話の中から
「好きになった人とは何回でもエッチするのが好きなんです。」
と初めから言ってくる人で、私も好きな人とは何回でもしたいなぁっと思っていたから、だんだんLINEをしながら、惹かれていきました。
年下の彼氏より、年上男性とのLINEのやりとりが多くなりました。
そして、年上男性から
「会いたいなぁ。」
と言われるようになり、私も
「会いたいです。」
と伝えると、彼からいくつか条件を出されました。
それは、会社経営をしてるが故に忙しく、夜中しか会えないと言われたことです。
ようやく会える日にちが決まって、最初に言われていた時間が夜中の22時か23時頃でした。
そんな遅い時間なら、年下彼氏とお泊まりデートさえしなければ問題ないと思い、気持ちは年上男性とのLINEを何度も見返すほど、どっぷり魅了されていました。
年下彼氏は彼氏として割り切ることが、普通にできてしまい、年上男性のことも好きな気持ちが強くなり、私の中では後ろ目たい気持ちなどありませんでした。
年上の男性とのLINEの内容は、もう基本エッチなことしか話さないような関係になっていたので、会ったらもうエッチは間違いないなぁと思っていました。
そして、初めてましてと出会ったのは、当初予定していた時間から約3時間遅れの深夜2時でした。
会社経営してるとはいえ、こんなに遅くなるものかと思いながら、こんなに遅くなっても会えるのを楽しみにしていた私。
あっという間に意気投合し、ちょっと会話をしてから、すぐに身体を寄せ合いエッチスタート。
今まで年下男性とのエッチしか経験してなかったので、年上男性のエッチがなんでこんなにも気持ちいいのかと、たった一回のエッチで年上男性に魅了されてしまったのです。
きっと浮気しているドキドキ感があったのと、言葉攻めってこんなにもすごいの?
と思わせるような、耳元で言われる恥ずかしい、やらしい言葉に快感を覚えてしまいました。
もちろん、アッチの方も年下男性の彼と比べると、太くて長くて立派でした。
アッチの大きさの違いでこんなにも感じ方が違うものなのか、と初めて経験しました。
身体の関係をもってからは、年下男性の彼氏とのLINEの返事が遅くても、年上男性との連絡もするようになったので、寂しさを感じなくなるようになりました。
年下彼氏は基本何日に会うかの話をしたら、それで満足するタイプででした。
私はその間、歳上男性とエッチ系なLINEをしながらいつなら会えるのか聞くようになりました。
年上男性は会社経営していて、住んでるところが遠かったのと、私の家に来るのは遠くにいく間に経由する形だったので、頻繁には会えないけど、心が満たされていました。
そんなある日、年上男性が昼間から会えるって日が会って、ウキウキした気分で車でデートを初めてしました。
遅めのお昼ご飯を食べに行ってから、帰りの車の中で、「我慢できひんから、しゃぶって。」と。
彼は運転をしながら、しゃぶられるのが良いらしく、帰ってる時にしゃぶらされました。
二車線で赤信号になり横にトラックが止まった時に、運転手の人に見られてらしく、
「隣の運転手のおっさん、よー見てくるわ。」
と言われ、恥ずかしく顔も上げれず、ずっと加えたままいました。
途中で向かいから警察車がきたみたいで、
「ずっとその体勢でおってな。」
と言われるがまま、しゃぶりついた姿勢でやり過ごし、スリルとドキドキしたことを覚えています。
その日、年上男性から
「いつもアジア系がしてるマッサージいってるけど、最近行けてなくて肩凝ってるから、マッサージして」
と言われました。
「もしかして、怪しいそっち系のマッサージ?」
と聞いてみても、返事は
「どっちやと思う?向こうのお姉ちゃんは一生懸命にマッサージしてくれる。お金になるからな。」
とそれだけしか話しませんでした。
なので、私はそれ以上追求はしませんでした。
私はきっとそんな人なら私が他の人と付き合ってても大丈夫な人なのかなと思い、私に彼氏がいることを打ち明けてみました。
すると、年上男性は、
「他の人とどんなエッチするん?」
と興味津々な返事をされました。しかも、
「いつ、その彼氏とデートするん?隠し撮りして見せてよ。」
と言われました。
私は、年下の彼氏も好きだけど、年上男性も好きだったので、
「やってみるね。」
と返事をしました。
そして、久しぶりに年下彼氏とお泊まりデートをした時に、黙ってカメラを設置するのは良くないと思い、
「最近頻繁に会えないから、エッチしてるところ撮ってたまに見ていい?」
と聞いてみたら、真剣な顔に変わり、
「んー、なんかAVみたいやし、撮られたくないな。」
と言われました。
私は年下彼氏の素直な気持ちも分かりつつ、年上男性との約束もあるので、少しだけ粘ってみたものの、
気持ちを悪くすると、夜中のエッチもお預けになりそうな雰囲気があったので、撮らずにお泊りデートを楽しみました。
しばらくして、年上男性に会える時に結果を伝えたら、少し残念がっていたものの、
「まだお子ちゃまやな。」
と笑って終わりました。
そして、年下彼氏と年上男性との関係が続いて半年した時。
年下彼氏と念願のUSJデート。数日前に日時、待ち合わせの場所だけ決めて、お互い現地集合。
私は早めに着くように電車に乗って待っていたら、彼から30分前に、
「今会社に車取りに行ってるから1時間遅れる。」
と急な連絡が入りました。結局彼と出会えたのは、1時間半も遅れてからでした。
その時は気持ちがだいぶ萎えていましたが、乗り物だけでも楽しもうと思い、それなりに楽しみました。
帰りに、
「家まで車で送るよ。」
と言ってくれましたが、私は断りました。何か心に引っかかることがあったのです。
私はデートで待たされたことの、彼の謝罪が
「ごめんごめん、さぁ入ろうか」
と簡単な言われ方をしたことでした。特に自分から誠意ある説明をする気はないんだと思い、
きっとそんな人を心底愛することはできないなと、思ってしまったのです。
彼からは、普段どおりに翌日
「次いつ会えそう?」
という返事に、
「しばらく仕事立て込んでてて忙しいから、またこっちから連絡するね。」
とだけ返事をして、しばらく考える時間をとりました。
この人と私は一緒にいて楽しいのか、ただ彼氏という存在が欲しかっただけなのかと自問自答繰り返し、2週間後に会うことにしました。
その2週間の間も、年上の男性との関係は途切れることなく、暇な時なLINEしたり、都合の良い時に夜な夜な会いました。一度だけ違う場所なら会えると、ちょっと電車を乗って大きな駅で待ち合わせをしました。
どこかご飯でも食べさせてくれるのかなと期待したけど、相手の思いはどこか人気のない所で外でエッチがしたかったみたいです。
駅周囲を歩いてみたものの、やっぱり大きな駅だけあって、静かな人気のないところがなかったのです。
そしてたどり着いた先はトイレでした。
夜も遅かったのと、奥まったところだから誰も来ないだろうという判断でした。
私はあまり乗り気ではなかったものの、年上男性はやる気満々。
男性トイレに誰もいないことを確認し、2人で個室トイレに入りました。
彼からは、声を出さないようにと、壁に当たらないようにという指令のもと、行為が始まりました。
スリル満点もあって、気持ちも高揚していたからすぐに気持ち良くなり、また気持ちいいポイントも相手は知ってるので、声を出さないのを堪えられない時もありました。しかし、その時トイレに誰か入ってきました。
彼はトイレに長く入っていると怪しく思われるため、トイレットペーパーを巻きとってみたり、水を流したりして、トイレの中に人がちゃんといるようなカモフラージュをしていました。しかもエッチは続けたままです。
誰かがトイレに入ってきた瞬間は一瞬止まったものの、慣れてきたら余計興奮したのか、もっと激しく突いてきたり、触ってきたり、普通なら自然に声が漏れてしまうところなのに、声を出せないもどかしさで私も気持ちよくなってしまいました。
トイレに入ってきた男性は小だけだったので、すぐに済んで出ていきました。
そこからは、多少声が漏れても平気になってしまったので、声を押し殺しながらもあえいでいました。
フィニッシュを迎えると、打ち合わせ通り、まず彼がトイレから出て、誰もいないことをLINEで返事もらってから私もトイレを出て、それぞれの家に帰りました。
別れ
そして、年下彼氏と会うことに覚悟を決め会いました。
私が浮気をしているのにも気づかれないまま、時間のルーズさや、連絡の取れないことを理由に別れ話を切り出すと、かなり青ざめた顔になった彼から、
「甘えがあった。自分の至らなさやと思う。仕事もうまくいってなくて。ごめん。」
と反省した様子で、そのまますんなり別れました。
年上男性には、後日会えた時に年下彼氏と別れたことを伝え、本格的に付き合ってくれると思ったら、年上男性から、
「もうちょっと楽しませてくれたら、考えてもいいかな。」
と言われました。その時に私は都合の良い女として認識されているのかなと思うようになりました。
きっと済む世界もお金の使い方も違うし、たぶん身体の関係は良くても、生活は一緒にできないんだろうなと思うようになりました。
また一から彼氏を探し始めても、なかなかすぐに出会えることもなく、年上男性からの連絡もなくなり、淋しくなって、2ヶ月ぶりに年上男性にLINEしてみると、前と変わらずに会ってくれました。
それでも、会ったあとは後悔することも多く、きっとこんなことをしているから出会わないんだと思うようになり、綺麗さっぱり連絡を削除しなきゃと思いながらも連絡先を消せずに、仕事にのめり込みながらも、
婚活パーティーやマッチングアプリを日々探すことにしました。
その後
その後婚活パーティーで出会った三人と人と付き合いましたが、いずれも嘘つきや、わがまま、宗教に誘ってきたり、急に亭主関白要素をだしてきたり、勝手にキレたりと変な人ばかりと短い付き合いを繰り返すようになりました。
新しい出会いがうまくいかなくなると、悪い癖で年上男性に会いたくなり、一回だけ会っては満足しても後で、後悔することを何回も繰り返しました。もちろん会うことは、身体の関係をもつことです。
友達に恋愛相談すると、縁切り神社が良いということで、一緒に京都にある有名な神社にいって、お守りを身につけるようにしました。
すると、そこから数年とだいぶ間は空きましたが、今の旦那さんとようやく出会うことが出来ました。
今の旦那さんとの出会いもマッチングアプリでした。
今までいろんな人と付き合ってきましたが、全てにおいて1番優しくて頼りがいがあって、夜の相性もバッチリで最高です。
旦那さんは過去の恋愛を聞いてくることもありましたが、もちろん私が過去にこんなことをしていたなんて話すわけもなく、一生口に出すこともないと思います。
ちなみに、年上男性の連絡先は、旦那さんと付き合う時にようやく綺麗さっぱり削除することができました。
今となれば、色んな経験をしたからこそ、今の旦那さんがどれだけ素敵な人なのかを噛み締めることができるので、これからは大切に2人で生きていこうと思います。