不倫体験談ブログ

彼氏はすでに別の女性と入籍していて、奥さんに慰謝料を請求された【私はただのセフレでしかなかった】

彼氏はすでに別の女性と入籍していて、奥さんに慰謝料を請求された【私はただのセフレでしかなかった】

この記事を書いた人

M

現在の年齢:37歳
当時の年齢:29歳

出会い

彼との出会いは、仕事関係での出会いでした。

私は医療事務をしており、彼は医薬品関係の取引先の営業マン。

私の職場の担当ではなかったものの、友人との飲み会に参加しており、家も近く同い年だった事から仲良くなりました。

当時、彼も私も独身。

私は彼氏はいませんでしたが、彼には遠距離恋愛中の彼女がいました。

飲み会やキャンプなど、皆で遊びに行き、月に1、2回会う仲になりました。

彼に彼女のことを聞いてもあまり話したがらず

「お前とは彼女より会ってるわ~」

と言われるくらいでした。

彼の事は初対面から好印象でしたが、彼女が居るのも知ってたし、あくまで友達の中の1人という感じでした。

それから3年ほど月日がたち、そのあいだに私も彼氏が出来たり別れたり、彼に恋愛相談したこともありました。

仲のいい友達とはいいながらも、『彼女より会っている』状況ですから、お互い意識はしていたと思います。

付き合う??

そんな時、男女8人くらいでキャンプへ行くことになりました。

BBQしたり花火したり、いつも通り楽しく過ごしたあと、そろそろ眠くなったので私は先に寝ることにしました。

先に寝ている友達もいたので、私は空いている布団を探し、女友達の横に寝ていると

「(もう寝たの?)」

と、彼が私のところに来ました。

「(うん、もう眠いから寝るね)」

と、言うと

「(じゃあ俺も寝る)」

と言って、私の横に寝ました。

しばらくすると、

「(寒い…)」

と言いながら、私の布団に入ってきました。

他の友達も周りに寝てるし、大胆だなと思いながらも、私はそれを受け入れ、同じ布団に寝ました。

すると、彼が私に抱きついてきました。

ビックリして顔を見ると、キスをしようとしてきたので私は彼の顔を手でおさえ、

「(酔いすぎ!笑)」

と、他のみんなを起こさないよう、コソッと言いました。

すると彼は、
「(酔ってないよ)」

と言いました。

私は何も言えなくなり、そのまま1時間ほど抱きつかれた状態で過ごしました。

髪を触られたり、手を握られたり、ドキドキして全然寝れませんでした。

正直…彼のアソコが立っているのも分かるぐらい密着していました。

「(全然寝れないよ笑)」

と、私が言うと彼は、

「(ごめん)」

と言って離れました。

そしてそのまま朝を迎えましたが、私はそのあともなかなか寝れませんでした。

朝ごはんなどをすませ、その日はそのまま帰路につきましたが、彼は何事もなかったように普段通りでした。

彼にとっては普通の事なのかな?きっと酔いすぎてたんだなと、自分の中で消化する事にしました。

家に着くと、彼からLINEが届きました。

「昨日の夜はごめん!」

と、メッセージが。

布団の中の出来事のことを言っているんだなと思い

「酔っ払ってたんでしょ?笑 しょうがないね~笑」

と、返事をすると、電話が鳴り

「昨日は酔ってない。抱きしめたいと思ったからそうした」

と言われ、どういうことなのか聞くと

「日々過ごしていく中で、お前と将来を過ごしたいと思った」

というような事を言われました。

しかし、彼には遠距離恋愛中の彼女が居るので、彼女はどうするのか尋ねたところ

「別れる」

と、ハッキリ言いました。

私も一緒にいて楽しいし、仕事の話も分かり合える、だから私も一緒に居たい、というような事を返事したと思います。

すると彼は

「分かった」

と言って、次の日会う約束をして、電話を切りました。

そして次の日、私たちはキャンプ場の布団の中での出来事の続きをするかのように、SEXをしました。

彼女とはまだ別れる話も出来ていない状態でしたが、別れるとハッキリ言ってくれたので合意の上で求め合いました。

身体の相性はこの上ないくらい最高の相性でした。

相性がいい人に会ったのはこれが初めてで、彼もそうだったようです。

初めての中イキも経験しました。

肌と肌の触れ合った感触は、これまでに無いものでした。

それからは、会う度にSEXをしまくりました。

彼の部屋や温泉、車の中など、色んな所で経験しました。

ただ気になるのは彼女の存在です。

別れられたのかと聞いても、

「まだ話が出来ていない」

「穏便に別れられるよう様子をみている」

など、結局ズルズルした関係のままでした。

「私はなに?彼女じゃないの?」

と、聞いてみると

「彼女じゃないやつと、毎日のようにこんなに過ごせる?」

と言ってきて、彼の友達にも会わせてもらっていたこともあり、私は彼のことを信用していました。

婚約中?!

しかし、彼の家に行くと不審なこともありました。

いつのまにかWiFiの解約をしていたので、なぜ解約するのか聞いたところ、

「別の所に変えるだけ」

と言っていたので、ふーん、と返事しながらも、何か怪しいと感じていました。

彼がお風呂に入っている隙に、少し部屋を見渡すと住民票が見えました。

怪しい…と思いながら携帯をこっそり見てみると、彼女との連絡は途絶えず、別れ話もしていない様子でした。

そして、家具はどうするか、家電はどうするかなど、いかにもこれから一緒に住むようなやり取りを見つけました。

お風呂から戻ってきた彼に、携帯を見てしまった事を話をしてみると、少し黙って彼は話し始めました。

「彼女とは婚約中なんだ」

は?いつから?別れるんじゃないの?と混乱していると

「長い付き合いで、彼女に結婚を迫られ婚約した」

でも本当にそれでいいのかと悩んでいる時に、私と将来を過ごしたいと思うようになったとのこと。

彼女と別れたい、私と将来過ごしたいという思いに嘘はなかったようです。

でも、付き合いの長い彼女に別れを切り出せず、話が進んでいるようで、ますます別れづらくなったようです。

WiFiの解約は部屋を出るため、住民票は入籍に必要なもの。

私も彼のことを心から好きになっていたのでショックでしたが、そこまで話が進んでいるならと、もう会わないと決めました。

彼の将来を壊したくなかったからです。

妊娠。

そのころ、私は生理が来ていないことを心配していました。

会わなくなる前に検査だけはさせてと言い、1週間ほど待って検査をしてみました。

結果はなんと陽性でした。

彼に報告すると、彼女に今度こそ話してみると言いましたが、私は病院で確定を貰うまでは待って欲しいと伝えました。

仕事などの関係もあり、1週間後に産婦人科を予約しました。

その間、彼は体調を気遣ってくれたり、毎日電話をくれたりしました。

私は妊娠した嬉しさよりも、不安のほうが大きく、これからどうなるんだろう…など、色々と考え込んでしまいました。

そして産婦人科に行く2日前、突然の出血がありました。

仕事の休みを貰い、急遽産婦人科へ行くことに。

診断は初期の流産でした。

初期はよくある事だから気にしないでねと先生に言われましたが、やはり悲しくてしょうがなかったです。

産婦人科を出て、彼に電話で報告しました。

「なんて言えばいいのか...」

彼はそう言いました。

彼は本心ではどんな風に思ったのだろうか。

ホッとしたのだろうか。

本当に悲しんでくれたのだろうか。

電話では彼の本心まで伺い知ることはできませんでした。

流産に関しては早めの処置が必要なので、日帰りで処置してもらうことを説明しました。

彼は治療費は払うよと言いましたが、私は断りました。

入籍

次の日、流産の処置を終えてから、彼に連絡を入れました。

会えなくなる前にもう一度会いたいと伝えました。

彼は、

「もちろん!体にも負担かけてごめん!俺も会いたい」と。

5日後に会う約束をしましたが、私は彼の家に荷物を取りに行きたいと思い、アポ無しで彼の家に向かいました。

荷物を取ったらすぐ帰るつもりで、彼の家のインターホンを押しましたが、出ません。

電気もついていません。

オートロックの暗証番号を聞いていたので、番号を押しましたが、エラーが表示されました。

不審に思い、マンションの外から彼の部屋を見てみました。

部屋にはカーテンが付いていませんでした。

いつも閉めてるのに、どういうこと?と、少しパニックになりました。

電話をする勇気がなく、LINEで聞いてみました。

「ごめん、引っ越したんだ、新居に」

どうやら彼女と今後住む家が決まり、そちらに引っ越したとのこと。

なんで早く言ってくれなかったのかと聞くと、私がこんな状態だったので言えなかったとのこと。

「それって優しさなのか、なんなのか分からないね」とメッセージを送り、当初の約束通りの日に、荷物は持ってきてもらうことにしました。

そして約束の日、荷物を受け取り、私からは手紙を渡しました。

きちんと付き合えなかったけど、大好きだったこと、ずっと友達でいれば良かったのかな?といったことを書いた気がします。

彼は体調を気遣ってくれ、少し話をしてから私は帰宅しました。

帰宅した頃、彼から〝手紙ありがとう〟とLINEが来ました。

なんて返事しようか迷いましたが、直接聞けずにいたことを聞きました。

彼にいつ入籍するのかと聞くと、まだ先だよと言われたので、私はそれまで会えるなら会いたいと言いました。

妊娠・流産のこともあり、気持ちが不安定になっていて、彼にそばにいて欲しかったんです。

彼は私の気持ちを受け入れてくれ、それから1ヶ月程、これまでと変わらず会いました。

もちろんSEXも、彼から求めてきたときは受け入れました。

ただ、私はまだ彼に対して不審な気持ちが拭いきれず、いけないと分かりながらも、彼が寝ている間に彼のLINEをチェックしました。

彼女のLINEのやり取りから、既に入籍している事が発覚しました。

遠距離恋愛だったので、まだこちらに引っ越してきていないだけの状態でした。

私は彼を起こして問い詰めました。

彼はバツの悪そうな顔をして、「ごめん」とだけ言いました。

今まで私を騙していたのか?

ただ結婚前に遊びたかっただけなのか?

色々と彼に言ったと思います。

彼はただごめんと言うだけでした。

これだけ好きにさせておいて、私の身体にまで負担かけて、いつのまにか結婚して…

何も知らない私がバカみたいでした。

こんな最低な奴だと見破れなかった自分が情けなくなりました。

不倫へ

それでも彼は私のことが好きだと言ってきました。

今思えば常套句というか、自分の保身でしかなかったんだと思います。

私はその時不安定だったので、彼女(奥さん)がこっちに越してくるまでは会いたいという彼の言葉を受け入れました。

結婚していると分かっていながら2,3回会い、その度にSEXもしました。

ダメだと分かっていても、彼とするのは気持ちがよかったんです。

でもやっぱりこれじゃダメだと思い、少しずつ彼との連絡を避けるようになりました。

尾行

そうしている中、仕事が終わったあと、不審な車に出会いました。

この車、この間もいたよね?気のせいかな?と思っていましたが、次の日確信しました。

…彼の奥さんでした。

写真で見たことがあったし、車のナンバーが遠距離恋愛中だった彼女の住まいの地域のものでした。

職場の駐車場近くで、最近よく停まっていたので、何となく気になっていました。

そしてその日、尾行されている事に気づきました。

そういえば彼からも最近連絡ないし、もしかしてバレた…?

というかいつの間に引っ越してきたの…?と、私はパニックになりました。

パニックになりながらも尾行されている事を確信するために、あえて別の方向に帰り、小道を走ったり、コンビニに入ったりしてみました。

距離を保ちながらずっとついてくる車。

これは尾行されていると確信しました。

あまりにグルグルと私が回りながら走っているので、勘づいたのか、ある所で尾行をやめて、途中で帰っていきました

とても怖かったです。

慰謝料

その後すぐ彼に電話しましたが、着信拒否されているようで繋がりませんでした。

共通の友人に事情を話し、連絡を取ってもらいましたが、

「本人(奥さん)に聞いてみないと分からない」

との返事がきました。

そして次の日、知らない番号から電話があり、出てみると彼の奥さんでした。

やっぱりなと思いながらも、誠実に対応をしたつもりですが、彼の奥さんは私に慰謝料を請求してきました。

ただ、私の言い分もはっきり言いました。

別れると言っていたからそれなりの付き合いをしていた。

婚約中とは聞かされていないし、むしろ彼はあなたとの関係が上手くいっていないと聞いていた。

既に入籍済とは知らずに会っていた、などです。

ですが、彼の奥さんいわく、私が彼から聞かされた入籍日より、もっとずっと前から入籍していたようでした。

新居へ引っ越したのも、入籍してからだったようです。

私たくさん嘘つかれてたんだ…

将来を一緒に過ごしたいって言ってたのも嘘だったの?と、人間不信になりました。

どうやら奥さんも色々と不審に思っていたらしく、彼のLINEをこっそり確認したそうです。

そして私の存在を知り、彼へ問い詰めたところ、私の職場や名前などを話したそうです。

それからは彼が残業や飲み会と言うたびに、私と会っているんじゃないかと疑い、彼がいない隙を狙って私の職場へ来ていたそうです。

私と彼の奥さんとで言い分が違うところがあるので、確認してからまた電話しますと言われましたが、その後1年ほど連絡はありませんでした。

このまま、慰謝料を請求されることもなければ、もう彼に連絡を取ることもないと思っていました。

ですが1年後、法律事務所より連絡があり、100万円の慰謝料を請求されました。

たしかに私にも非はありますが、騙されていたことなどを話し合い、最終的には50万円まで減額してもらう事が出来ました。

私はもうこれ以上関わりたくなかったので、即座に入金しました。

これでようやく縁を切ることができました。

その後

お金も心もボロボロでしたが、いい勉強になりました。

ただ、この件以来、私は男の人を信用できなくなりました。

その後周りの人から聞いた話だと、私を尾行していたあの日からちょっとして、奥さんの妊娠が発覚したようです。

それで慰謝料の請求が遅れたのだなと思います。

それにしても、ちゃっかり奥さんともSEXしてたんだなと思うと、吐き気が出て気持ち悪くなりました。

また、彼はどうやら私の前にも別にセフレがいたらしく、なんとその子も妊娠させてしまったようです。

子供を堕ろしたそうですが。

あとから色々と彼の女癖を聞いて、私は本当に馬鹿だったんだなと思いました。

でも、私はあの人と結婚しなくて良かったとも、ようやく思えるようになりました。

この一件で一時はだいぶ痩せてしまいましたが、今は私も結婚し、子供も授かり、とても幸せです。

彼に見せつけてやりたいくらいです。

私はもう恋愛することはないですが、娘にはこういう男には気をつけろと、口酸っぱく言い聞かせたいと思います。

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