不倫体験談ブログ

私の彼氏の浮気相手の彼氏からFacebook経由で連絡がきた

私の彼氏の浮気相手の彼氏からFacebook経由で連絡がきた

この記事を書いた人

M

現在の年齢:33歳
当時の年齢:25歳

元カレとの出会い

元カレとの出会いは同じ大学の同じクラスでした。

1年生のときから同じクラスだったらしいのですが、当時私には別の彼がおり、元カレの存在は知りませんでした。

2年生になったときに、クラスが変わり出席番号が近いこともあって、元カレとその友人達と話す機会が増えました。

その頃は元カレのことは、あまり話さない人だな、くらいの印象でした。

お互いに2人で話したこともこの頃は一度もないくらいだったと思います。

元カレと仲良くなったきっかけ

そしてその秋、私は当時の彼に振られてしまいました。

私はかなり落ち込んでしまい、大学も休むくらいで、友人たちからすごく心配されました。

すると、友人が私を「慰める会」を開いてくれました。

慰める会とは言っても男女3人ずつの飲み会で、そこに今回お話する「元カレ」もきていました。

会の中で私は元カレとたくさん話をし、大人っぽくて優しい人だなと思いました。

でもそれはまだ恋愛感情じゃなかったと思います。

単に友達として「いい人」だなという感じでした。

連絡先をみんなと交換して、その会はお開きになりました。

元カレと付き合うきっかけ

その会が終わった後、彼とメッセージのやり取りを始めました。

内容は、その日の授業の感想とかたわいもないものでした。

ある日、私が授業でみんなで作ったウェブサイトのデータを誤って消去するという大きなミスをしてしまいました。

何時間もかけて作った物で、誰ももう一度やり直したくないし、手伝いたくないという雰囲気になりました。

でもその時に、彼が率先して救いの手を差し伸べて、一緒にミスをカバーするように手伝ってくれました。

その時私は、「あ、この人のこと好きだ」と気づいたんです。

その気持ちに気づいたら、もう止められなくなってしまい、すぐに彼に告白をしました。

そしてお付き合いすることになりました。

付き合って初めてのデート

初めてのデートは大学から一緒に駅まで帰るだけの短いものでした。

今考えるとすごく恥ずかしいのですが、話した内容はお互いの呼び名についてです。

決めたものの恥ずかしくて、なかなかあだ名で呼べなかったです。

付き合っていることをまだ誰にも言っておらず、クラスメイトなどに2人だけで歩いているのを見られないか心配でした。

そして駅に着いて別々の電車に乗るのが嫌で、改札前で長いこと話し込んでいました。

楽しかった日々

結局、彼とは5年間お付き合いしました。

大学では卒業まで同じクラスでしたので、徐々に周りの友人も公認の仲になっていきました。

大学の授業の前後でデートしたり、互いの家に遊びに行ったりすることも多くありました。

長期休みの時には海外旅行に行くこともあったし、彼の家に長く泊まることもありました。

まだ学生の身分でしたが、なんとなく「いつかこの人と結婚するのかな」と私は思っていました。

大学卒業後の進路

大学4年生の頃、私たちは就活を始めました。

2人ともとても苦労しましたが、お互いに自己分析を手伝ったり、履歴書の作成を手伝ったりました。

そして将来のことを話し合う機会も何度かありました。

私は早く社会に出て結婚して子供を産んでという将来をイメージしていましたが、彼は違いました。

就職して何年か経ったら独立して、或いは旅に出ながら仕事をして、自由に暮らしたい、そんなイメージをしていたみたいです。

就活の結果、私は第一志望ではないですが就職が決まりました。

そして彼は第一志望だけを受け、そこが残念ながらダメだったため、就職をしないという選択をしました。

これが2人の関係が疎遠になって行く理由だったのかなと、今は思います。

卒業後の暮らし

私が就職した会社では、昼も夜もなく働かされ、本当に忙しかったです。

それでもやりがいのある仕事だったので、私は仕事にのめり込んでいきました。

家に帰るのは終電か、または終電でも帰れない日もありました。

帰宅後も次の日の準備があるのですぐには眠れないし、ファミレスで閉店時間まで作業をしていました。

そんな日々が続いたので、平日は彼と連絡を取ることもほとんどできなかったですし、休日もあまり会えませんでした。

一方で、彼は大学院生になりました。

もちろん大学の授業や研究があるので忙しいとは思います。

でも、特に長期休みの時などは時間がたくさんあったようです。

海外旅行に1人で行ったり、友達と遊んだりしていたみたいです。

何度か連絡を貰って会うこともありましたが、卒業前と比べるとその頻度はかなり少なくなっていました。

私の連休は夏休みとゴールデンウィークのみでしたが、夏休みには一緒に旅行に行きました。

彼の異変

私が就職して少し経ったころから、彼の異変を感じるようになりました。

彼の家に泊まったり旅行に行ったりすると、楽しく過ごすのですが、私の身体を求めてこなくなりました。

以前は1日に何回もっていうくらいだったのに、おかしいなと思いました。

私は彼に愛されていないのでは、と思って不安になり、恥ずかしいけれど自分から求めに行くことも増えました。

それで応じてくれる日もあって、そういうときは「あぁ、なんだ心配しすぎか」と安堵しました。

でも応じてくれない時もあり、さらに不安が増していきました。

浮気の発覚

私が就職して1年ほど経った頃、知らない連絡先から私の携帯にFacebook経由でメッセージが届きました。

どうせ迷惑メールだろうと思ったのですが、中を見てみると「あなたの彼氏と、僕の彼女が浮気をしています」とありました。

その続きには「お互いの家も行き来しているみたいです」とあります。

そして「4人でファミレスとかで会って話し合いませんか」と書いてありました。

そこには具体的に私の彼の名前と、浮気相手の名前も記載されていたんです。

浮気相手は、私のゼミの後輩でした。

こんなに詳しくリアルに書いてあるのだから、間違いや迷惑メールではないなと思いました。

でも、彼のことを信じていましたし、突然のメールで怖かったので無視することにしました。

あまりにも怖くて、彼にもし被害があったらどうしよう…とすら思いました。

「こんなメッセージが来たんだけど」と彼にも伝えました。

すると彼は、「気にしなくていいよ」と言ってくれました。

それでその時は、このメッセージは気にしないようにしようと思いました。

発覚後、初めての

このメッセージが来た後も、彼のことを信じて疑わなかった私は、普通に彼と会っていました。

彼の家に泊まりに行くことも、もちろんありました。

しかしやはり、心の奥では不安な気持ちが増していました。

泊まった時も、私の身体を求めてこないことが多くありました。

求めてきたときも、なんだか淡白な印象を受けました。

私が不安であると泣きながら指摘しても、「お前とは家族みたいなもんだから」と言われました。

私は、家族、という言葉に喜んでしまいました。

私も就職したし、そろそろ結婚したいという気持ちが強くなっていった頃でした。

たしかに家族と彼氏彼女は少し違うのかも、と思って、夜が淡白なのも仕方ないのかなと思うようになりました。

2度目のメッセージ

例のメッセージが私に届いてからしばらく経った頃、私と彼は旅行の計画を立てていました。

彼の家に泊まりながら、パソコンを開いて行き先などを検討していたんです。

彼がシャワーを浴びに行っている間に、彼のパソコンにメッセージが届いて音が鳴りました。

見てはいけない、と思ったのですが気になってしまって中を見てしまいました。

すると、例の私の後輩(彼の浮気相手)からのメッセージでした。

彼らはFacebook上でメッセージのやり取りを続けていたようです。

そこにはハートマーク付きで「今何してるのー」とありました。

これは完全にクロだ、と思って、私は彼のFacebookをパソコンから開きました。

すると2人のやりとりがズラーっと出てきたんです。

浮気相手の彼氏が言っていた通り、お互いの家も行き来していることもわかりました。

そして、メッセージ欄には、その浮気相手の彼氏とのやりとりも入っていました。

浮気相手の彼氏からは「僕の彼女と浮気しているだろ」、「4人で話し合おう」などとありました。

そして私の彼はそれに対して「うるせぇ黙れ」と返信していました。

彼の浮気が事実だったこともショックでしたが、普段は優しい彼の暴言を見てしまったことが、とてもショックでした。

話し合い

シャワーから彼が出てきたので、私は彼と話し合いをすることにしました。

彼と別れたくない、なんとか彼の気持ちを取り戻したいという気持ちでした。

まずは、Facebookのやりとりを見てしまったことを謝りました。

そして、これは事実なのかと問いました。

すると彼は、あっさり浮気を認めたのです。

半年ほど前から浮気していた、私が忙しくて暇だったのでやった、と言っており、もう彼女とは会わない、と言ってくれました。

ここでまた私は、彼の言葉を信じてしまったのです。

浮気発覚後の旅行

2人で行く久しぶりの旅行の旅先は「幸せの国」ブータンでした。

幸せってなんだろうと、そのときは本当に悩んでいました。

このまま彼といることが幸せなのか、それとも別れることが幸せなのか。

それを考えたいと思いました。

でも本心では、彼ともう一度付き合った当初みたいに仲良くしたいと思っていました。

旅先ではたくさんの人と出会い、たくさんの経験をしました。

彼ともとても仲良く楽しく過ごせました。

でもやはり夜になると不安になります。

隣りで寝ていても私の身体に触れてこないのです。

私が「しよ?」と言っても、断られてしまいました。

もう彼にとって私は彼女じゃなかったんだと思います。

別れるにも別れられないし、都合がいいから一緒にいるくらいの関係。

今考えるとそんな気がします。

旅先で二人の関係を問われた時が1番困りました。

カップルではあるけれど何となく心の繋がりが薄いカップルという感じでしたし、それを認めたくない自分もいました。

帰国後の関係

帰国後は、また日常が戻ってきました。

私は3年勤めた会社を辞めました。

忙しかったから彼の心が離れてしまったんだと思い、もう少し休みのとりやすい仕事に転職したんです。

彼は2年の大学院生活を終えて就職をしました。

お互い土日休みでしたので、平日は仕事に集中して土日には会うというペースでした。

公私のバランスも取れていたし良い関係になれているような気がしていました。

その頃、ちょうど共通の友人達の結婚が相次ぎました。

学生時代から付き合ってきたカップルにとっては良いタイミングだったのだと思います。

私は益々、彼との結婚が近づいてきたのかなと思っていました。

しかし彼は「今、結婚する人の気が知れない」と言っていました。

彼に結婚の意思がないことを知り、悲しかったですし、結婚したばかりの友人の考えを否定するような発言にショックを受けました。

それでもその友人達とは仲良くしており、私も含めて一緒に会うこともありました。

会った時には、友人たちの結婚を祝福したい気持ちと、羨ましい気持ちと複雑な気持ちでしたが、「結婚おめでとう」と伝えました。

まだ続いていた浮気

浮気が発覚した後、彼はもうしないと約束しました。

そのため私はもう浮気相手とは会っていないんだと思っていました。

しかし、ある日彼の家に行くと、明らかに見知らぬ女性ものの下着があったのです。

しかも彼氏の洗濯機の中にです。

私は彼に家庭的なところがあるというのをアピールしたかったのもあり、洗濯をしてあげていたんです。

そして、洗ったものを干そうとしたら見つけたんです、その下着を。

決定的な証拠を見つけてしまって、とてもショックでした。

そして彼に問いただしました。

浮気相手とはあの後もずっと縁が切れていなかったとのことです。

浮気相手が精神的に参ってしまっていて、別れるにも別れられなかった、と言っていました。

今考えると、精神的に辛いのは浮気されたこっちだろと思いますが、その時はどうしようもなく、途方に暮れてしまいました。

でもさすがに他の女の下着を洗濯してしまったのは耐えられなかったので、その場で彼の家から去りました。

それでも私は彼と結婚したいという気持ちが捨てきれなかったんです。

その後、浮気相手と別れるまでは会う回数を減らそうと思いました。

そして何回か彼にメールでもう別れたのかと問いました。

しかしいつまで経っても別れてくれませんでした。

私はもう25歳になっていました。

母が父と結婚したのと同じ年です。

彼と別れてまた1から相手を探すなんて想像つかないし、浮気相手と別れられれば結婚できるんだと勘違いしていたんです。

別れ

ずるずるとした関係が半年くらい続きました。

メッセージは毎日やりとりしますが、中身のない内容でした。

会うのも月に一回くらいです。

会っても、ご飯を食べてさようなら。

家に泊まることも無くなりました。

私は早く結婚したいという気持ちが増していて、その頃から婚活を始めました。

浮気されていたんだから、他の相手を探しても悪くないだろうと思いました。

そして、合コンや街コンに参加しました。

彼にも婚活を始めたことを伝えましたが、特に止められませんでした。

お互いが外で何をしても干渉しない関係になりました。

これは彼氏彼女の関係じゃないですよね。

しばらくして私から「メールはこれで終わりにするね」と伝えました。

その後

しばらくは喪失感がややありましたし、一人で過ごす夜は寂しく感じました。

でもしがらみから解き放たれたような感覚もあって、すこしスッキリしました。

次に彼氏を作るなら絶対に嘘をつかない人、浮気をしない人、それだけは決めました。

それ以外は年齢も仕事も何だっていい。

1番大事なのは、お互いが信じ合えること。

それから1年弱経った頃、私は今の旦那と出会いました。

今考えると、あの時は辛かったけど、もっと早く別れを切り出してもよかったなと思います。

人との付き合い方の勉強になりました。

元カレとの連絡はあれからとっていないですし、噂も聞かないので、今どこで何をしているかも知りません。

どこかで自由に暮らしているのかなと思います。

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