この記事を書いた人
現在の年齢:25歳
当時の年齢:19歳
はじまり
大学2年生のとき、同じ学部の男性とお付き合いを始めました。
彼の名前は、しんじ。
あまり女性とお付き合い経験がなかった彼は、とてもピュアで当時はそれがとても新鮮だったのです。
しかし、大学生の頃は私はたくさんの出会いがあったこともあり、それなりにモテたのです。
それがゆえにしんじと付き合っている間に、色々な男性と浮気を繰り返してしまいました。
しんじと付き合っている間の浮気人数は、3人。
今回は、その中のひとりである、かずまとの浮気を書いていきたいと思います。
まず、しんじとは大学の同じ学部で授業が何個か同じでそこから仲良くなりました。
彼は、関西出身でとても明るく、口下手な私に対して率先して話かけてくれました。
最初は、本当にただの友達だったのですが関わっていくうちに、彼の明るさと優しさに惹かれていきました。
しんじと出会って数ヶ月後に彼から電話で告白され、めでたくお付き合いすることになりました。
最初の頃はとても仲が良く、週に1、2回は会うことができていました。
しかし、彼は大学のサッカーの部活がとても忙しい男性でした。
そのため、付き合って半年経つ頃には、1ヶ月に1回程度しか会えなくなってしまいました。
会えない時間が長ければ長いほど、彼への愛情が薄れていってしまいました。
かずまとの出会い
しんじの愛情が薄れていくほど、男にもだらしなくなっていきました。
彼氏がいるにも関わらず、男女の飲み会に誘われることがしょっちゅうありました。
この時も、地元の友達に声をかけられ地元での飲み会が開催されました。
皆んなでの飲み会の時は、彼氏がいないことにして、彼氏が欲しいと常々言っていました。
今思えば、ほんとに最低な行動です。
地元での飲み会では、友達の友達と芋づる式でいろいろな人が飲み会に参加します。
そんな友達の友達という関係で出会ったのが、かずまだったのです。
たまたま前の席に座っていたということもあり、その飲み会ではよく会話をしていました。
かずまも私と同じ大学生で、小中学校は違うものの同じ地元に住んでいました。
私的に、顔がカッコいいなと思っていたし、会話も弾んだので好印象を抱いていました。
かずまも彼女募集中だったようで、誰か良い人紹介してといいながら、私と連絡先を交換しました。
この日は、特に2次会もなかったため、早い時間で解散しました。
私ももう少し飲みたいという気も起きなかったので、この日は大人しく家へ帰宅しました。
あの飲み会から1週間が経った頃、かずまからお誘いの連絡が届きました。
「飲みにいこうよ!」
と、とても単調な文章でしたが、かずまに好印象を抱いてた私はOKの返事をしました。
しかし、そこから一向に返事が返ってこず、次に返事が返ってきたのが3日後でした。
話がなかなか進まずやりにくいなと思いながらも、なんとか飲み会の日時を決めることができました。
この時は、初めてしんじ以外の男性と2人で飲みに行くということもあり、しんじへの罪悪感が少しありました。
しかし、純粋なしんじは私の浮気に気づくわけがなかろうと思い飲み会へ行くことにしました。
かずまとのはじめての飲み会
かずまとのはじめての飲み会、場所は池袋でした。
私は、予定よりも少し早い時間に池袋に到着しプラプラしながらかずまとの待ち合わせ時間を待ちました。
約束に19時になり、かずまと合流しました。
どのお店に入ろうかと15分ほど池袋の街をプラプラしました。
結局、駅の近くにある大衆居酒屋に入ることにしました。
平日だったので、お客さんは少なく、けっこうゆったりとした空間で話すことができました。
適当におつまみを頼み、お酒を頼みました。
かずまは、少し人見知りなのか、お酒が入ってないと主体的には話さず、私がいろいろな質問をしていました。
現在彼女はいないけど、今まで10人くらいの人と付き合ったことがあると話してくれました。
また、付き合った人数は多いけれど、長続きしないことがほとんどだとも話してくれました。
かずまは、お酒がはいるにつれてだんだんと口数が多くなり、かずまのほうから話してくれるようにもなりました。
モテ自慢がとても多く、(何言ってんだこの人…)となる瞬間もありました。
けれど思いのほか会話が弾み、楽しい時間を過ごすことができました。
その後もかずまは、私にお酒を飲むことを勧め、私もけっこうな量のお酒を飲んでしまいました。
お店を出ると、かずまはもう少し一緒にいたいと言うので、近くの公園に行くことにしました。
ちょっと待っててと言うと、コンビニで500缶の酎ハイを買ってきてくれました。
それを2人で乾杯して、そこからも数時間お話をしました。
かずまはかなり酔っ払っていたため、実のなる話はできませんでした。
私もけっこう酔っ払っており、気持ち良い気分になっていました。
話が盛り上がっているうちに、だんだんと終電の時間が近づいていきました。
「そろそろ終電の時間になるし、今日はもう帰ろうか。」
と私が、ベンチから腰を上げて歩き出そうとしました。
そんな私の腕をぎゅっと掴み、かずまは私にこう言いました。
「もう少し一緒にいたい。」
そう言うと、私の唇にキスをしました。
私はびっくりして、かずまを軽く突き飛ばしました。
「私は、付き合っている人としかそうゆうことしたくないから。」
私がそう言うと、かずまは少し困ったような顔で、そしたら付き合おうよと言ってきました。
ああ、この人私の身体目的だろうな…というのは、なんとなくわかっていました。
しかし、私も彼氏がいるし1夜限りの関係だったら、後腐れなく済むだろうと思いました。
その後もかずまは、私にギュッと抱きつき何度もキスを繰り返してきました。
かずまは、何度もしつこくホテルに行くことを誘ってきました。
私もだんだんと気持ちが盛り上がってしまい、ホテルに行くことを承諾しました。
一夜限りの関係
ホテルに入室してからも、かずまは私に何度も何度もキスをしてきました。
私もそれに応えるように、何度も何度もキスをしました。
しかし、なんだか下半身に嫌な予感がすると思った私は、一旦中断してトイレへ駆け込みました。
そしたらタイミングが悪く、生理が始まってしまったのです。
申し訳なさそうにトイレからでて、かずまに生理になったことを話しました。
そうしたらかずまは、それでもいいからと強引に私をベッドの中に連れ込みました。
生理のときに致すのはなんとなく嫌だったので、頑なに断りました。
しかしかずまは、聞く耳を持たず結局イヤイヤ生理中の私の中に入ってきたのです。
そんな中でも一生懸命腰を振るかずまに、なんだか滑稽だなと思い少し冷静になってしまいました。
かずまは、そうとう酔っ払っていたということもあり、結局最後までいくことはありませんでした。
互いにかなり酔っ払っていて、疲れていたのでこの夜は早く眠ってしまいました。
夜中の2時頃、かなり大きな音で目を覚め横を見ると、かずまはものすごい大音量でいびきをしていました。
そのせいで朝5時くらいまで眠れず大迷惑したのが、今となっては良い思い出です。
朝起きるとかずまは、もう1回エッチがしたいと言ってきました。
私も2回目のことだったので承諾し、かずまは無事最後までいくことができました。
その後ホテルを退室し、池袋の街をプラプラとしていました。
その時にはもうお酒は抜けていたので、元のおとなしめのかずまに戻っていました。
酔っ払っていないときのかずまが1番いいなと思いながら、どこかに寄ることもなくその日は互いに帰宅しました。
その後
かずまとのはじめての飲み会は、あまり良い印象がありませんでした。
しかし、私はなぜかまた「かずまに会いたい」という気持ちが日に日に強くなっていきました。
彼氏であるしんじとの別れを考えたくらいです。
ただ、かずまとの関係がうまくいかなかったら嫌だったので、彼氏とは別れずに、かずまにもう1度連絡をしました。
「こないだはありがとう!また会いたいなと思うんだけど、空いてる日あるかな?」
私から積極的に連絡したのは、この時が初めてでした。
2日ほど連絡が返ってこず、やっと返ってきた返事は次のようなものでした。
「しばらく忙しくて無理かな!暇なの?笑」
かずまとはSNSでも繋がっており、SNSの更新は頻繁にしているのにも関わらず、連絡の返事はとても遅かったのです。
ずっと返事を待ち望んできて、回答がこのようなものでした。
なんだかそのとき、とても辛い気持ちになりました。
やっぱりかずまにとって、最初から私は身体目的だったんだろうなと思いました。
なんとなくわかってはいたものの、現実を突きつけられるととても辛くなる気持ちでした。
最初から最後までかずまはずっと強引だったこと。
生理でしたくもないエッチを無理矢理されたこと。
そんなひどいことを本命の女性には絶対しないよな…と、納得してしまう自分がいました。
これ以上深入りするのは良くないと思い、この後かずまに連絡することはありませんでした。
その後も地元での飲み会は開催されました。
しかし、かずまに会う可能性を避けたかったため、この頃から地元での飲み会にあまり行かなくなりました。
しかももうひとつ最低なことに、かずまは私との関係を地元のメンバー全員に話したのです。
なので、地元のメンバーからもかずまが来てるから飲み会に来なよと誘われるようになりました。
本当にデリカシーのない男だなと、かずまに対して嫌悪感をもつようになりました。
結局その後、かずまに会うことはありませんでした。
しんじにもこのことがバレることなく、付き合い続けていました。
かずまとのことがあるにしろないにしろ、しんじと頻繁に会えるわけでもなく…。
私のしんじに対する不満はどんどん大きくなっていきました。
なかなか会えないことを、寂しいと素直に伝えればよかったものの、それもなかなか出来ず。
せっかく月1回会える日も私が予定を入れて、会えなくなってしまうこともありました。
しんじに対してなかなか素直になれず、そんな私の態度をしんじは気づいてもくれず…。
2人の関係もだんだんと悪くなっていきました。
しんじとは最終的には1年半付き合ったのですが、最後の半年間は計3回ほどしか会っていません。
結局、最終的にはしんじが男女2対2で旅行に行ったことが発覚。
私との時間は全然作ってくれなかったのに、他の女性に割く時間はあるんだと悲しい気持ちになりました。
しかし、そのことが嫌だったことも、結局最後までしんじには言えませんでした。
最終的には、お互いのために別れようと言って、私からしんじを振りました。
私は、しんじと付き合っている間に計3回の浮気をしてしまいました。
しんじには1回もバレてないし、怪しまれたこともないです。
でももしかしたらなんとなくわかっていたのかもしれません。
付き合い始めた当初のしんじは、優しくて純粋で他の女性と旅行へ行くような男性ではなかったからです。
サッカーの部活で忙しいしんじを素直に応援してあげれていたら…。
もっとたくさん会う時間を作って欲しいと言えたら…。
しんじと私の関係は今とは変わっていたかもしれません。
別れたことに後悔はしてませんが、反省すべき点がたくさんあったと思います。
しかも、付き合っている男性がいながら何度も浮気を繰り返す女性が、幸せになれるはずがないと改めて実感しました。
しんじは別れた後、彼女とは友達に戻れないタイプだと以前から話していました。
そのため、大学の授業で何度か会っても一切話さず、そのまま卒業となってしまいました。
今、しんじが何をして過ごしているのかは全然わかりません。
ただ、しんじと私の共通の友達から、しんじと私が別れたあとのしんじの様子を1度だけ聞きました。
「しんじ、別れた後泣いてたよ。」
その友達は、そのように言っていました。
その涙も私の前で流してくれればよかったのにな…
そんなふうに思いました。
その1年後、私は別の男性と真剣に付き合い始めました。
実は、その頃かずまからまた会おうよと連絡がきていました。
あの頃はあんなにもかずまからの連絡を待ち望んでいたのにと思いながら、連絡先を消しました。
また、地元での飲み会にもぼちぼち参加するようになりました。
地元の友達からもかずまが会いたがってたよということをよく耳にします。
男性はいつまでも女性が好きでいてくれると思っているのかな。
そんなことを思いながら、私は会いたくないからいいやと答えています。
同じ時期にしていた他の浮気体験談については、以下のブログ記事にも書きました。
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