不倫体験談ブログ

高校生時代の友達と私の彼氏が、大学入学後に浮気をしていた

高校生時代の友達と彼氏が、大学入学後に浮気をしていた

この記事を書いた人

けいこ

現在の年齢:25歳
当時の年齢:20歳

優一との出会い〜付き合うまで

彼氏との出会いは、18歳、高校3年生の時。

彼氏の名前は、優一。

優一とは、高校3年生のときに初めて同じクラスになりました。

同じクラスになるまでは、存在自体は知っていたものの、関わることはありませんでした。

優一は、背が高くてサッカー部に所属しており、爽やかな性格をしていました。

どちらかというと、クラスでも目立つほうで女子からも人気がありました。

私自身も友達が多く、男女関係なく円滑なコミュニケーションを取ることができる性格でした。

優一とは、高校3年生になったばかりの席替えで隣になったことをきっかけに仲良くなりました。

優一は、授業中寝てばかりで、いつも私にノートを写させてと話しかけてきました。

私も「しょうがないなー」と言いながら、ノートを見せてあげていました。

たわいもないこともよく話し、授業中はよく先生に怒られていました。

気づいたら私と優一の仲は、どんどん近づき、クラスの皆んなからもよく冷やかされていました。

連絡先も交換し、くだらないことでよく電話もしていました。

気づいたら私は、優一のことが好きになっていました。

優一と隣の席になってから1ヶ月という期間が経ち、次の席替えの時期がやってきました。

優一とこうして話すことができなくなってしまうのが、とても寂しいと思いながらも素直になれずにいました。

「やっと、優一のノート写させてから解放されるわー」

そんな憎まれ口を叩いてしまいました。

「えー。俺はけっこう寂しいけどな(笑)」

と照れながら言ってくれた優一にドキッとしました。

席替えをして、優一とは席が離れてしまいましたが、以降もよく話していました。

席が離れたにも関わらず、ノートを写させてと言ってくれることを嬉しく思っていました。

そんなある日、急に優一から1通の連絡が届きました。

「今から会えない?」

なんだろうと不思議に思いながらも、家にいたので優一に会いに行くことにしました。

高校生ということもあり、学校以外で優一に会うのはこれが初めてでした。

優一に指定された場所へ行くと、優一からお菓子を渡されました。

「はい、これ、いつもノート写させてくれるお礼。」

「これ渡すためだけに呼び出したの?」

と私が笑って言いました。

「違うよ。んーと…好きです。付き合って欲しいです。」

優一からの急な告白に私は、驚いてしまいました。

優一が私のことを好きだとは考えてもいなかったからです。

「なに急に!?びっくりした!」

「お前は俺のことどう思ってるの?」

そう言われて、なんだか照れくさくなってしまいましたが、私も素直な気持ちを伝えました。

「私も優一のこと好きだよ、こちらこそ付き合ってください」

そう言うと、優一は「よっしゃー!」と言いながら駆け巡っていました。

こうして、私と優一の交際が始まりました。

付き合ってからの日々

私は、優一と付き合ったことを親友のまおこに1番に伝えました。

優一のことを好きだったときから、相談にのってもらっていたので、自分のことのように喜んでくれました。

優一の態度は明らかだったので、クラスメイトにもすぐに広まってしまいました。

チャカされることもあったけど、皆んな温かく応援してくれ、とても嬉しい気持ちでした。

優一とは、毎日一緒に帰りました。

テスト勉強を一緒にしたり、優一のサッカー部の試合を応援しに行ったりしました。

学校でもたくさんお話ししました。

月に一回程度、休みの日にも会い、デートにも行きました。

優一との日々は、とても充実していました。

正月には一緒に初詣に行きました。

初詣に行った後には、私の家にお泊まりしました。

その時初めて、私と優一は1つになりました。

私自身、男性との経験が初めてで、優一も私が初めてでした。

とても幸せだなと、心の底から思いました。

優一とは、大きな喧嘩もなく平和な日々を過ごしていました。

年が明け、2月になり卒業が近づいてきました。

私の高校は一貫校だったので、大学受験がなく、そのまま大学に進学できるものでした。

高校が関西にあり、大学は東京にあるため、4月からは東京に上京することになりました。

初めての東京で不安な気持ちもありましたが、優一と同じ大学に進学できることがとても楽しみでした。

3月になり、私たちは無事高校を卒業しました。

高校のメンバーは、ほとんど同じ大学に進学するので、卒業した実感はあまりありませんでした。

高校を卒業してからは、東京に上京するための準備でバタバタしていました。

春休みは、上京準備で忙しく、なかなか優一に会えずにいました。

大学の入学式の1週間前に、準備が落ち着き新しい日々を楽しみにしていました。

私がひとり暮らしを始めるアパートと優一のアパートは、徒歩10分くらいのところにありました。

お互いにひとり暮らしを始めたこともあり、一緒に過ごせる時間も多くなるかなと楽しみになりました。

しかし、私の楽しみな気持ちとは裏腹に、大学生活をきっかけに優一との関係は不穏になっていきました。

大学生活の始まり

私の学部は文学部で、優一の学部は経済学部でした。

私の親友のまおこやその他にも仲良い友達は、経済学部の子が多く少し寂しい気持ちになりました。

でも、学部は違うくても顔を合わせることができるし、他の高校の新しい友達も作れるしと前向きな気持ちもありました。

しかし、大学が始まると思ったよりも忙しく、優一や友達と会う時間が少なくなってしまいました。

優一は、大学でもサッカー部に入部し、高校時代よりも忙しくなってしまいました。

私も私でフットサルのサークルに入り、忙しくなってしまいました。

忙しいなかではありましたが、なんとか連絡を取り、一緒にお昼ご飯を食べたりもしていました。

私の大学は、東京でも田舎のほうにあり、周りになにもなくデートに行くところもありませんでした。

なので、優一とたまに会ってもどちらかの家でダラダラするのが当たり前になっていきました。

マンネリな関係になってしまい、このままでいいのかなとも思うようになってしまいました。

この頃から優一は私に対して、厳しい態度を取るようになりました。

私は、異性関係なく多くの友達を作りたいと考えていました。

なので、授業で出会った人や、サークルが一緒の人と分け隔てなく仲良くなりました。

優一と一緒に校内を歩いているときでも、仲の良い友達とすれ違うと、止まって話したりするようになりました。

優一は、私が男性に向かって話しかけている姿を嫌に思ったようです。

以前はそんなことなかったのに、この頃は私が男性と話しているだけで機嫌が悪くなりました。

だんだんと束縛も強くなり、男性の連絡先を消してとも言われるようになりました。

なんでそんなことまでしなきゃいけないのかと、何度も優一に怒りました。

優一もそれに対して怒り、喧嘩が増えていきました。

やはり、慣れない東京での暮らしや、日々の忙しさなど、お互い積もり積もったものがあったのでしょう。

喧嘩になっても、話し合おうとしない関係が続きました。

私は、お互いのために別れたほうがいいのかなと考えるようになりました。

そのことを、私と優一のことをよくわかってくれてるまおこに相談しました。

この日は、久しぶりにまおことお昼ご飯を食べました。

学部が離れてしまってから、なかなか会う機会がなかったので、久しぶりに会えたことが嬉しかったです。

「まおこ、久しぶり〜今日は、わざわざありがとうね。」

「全然〜学部離れてからあまり会えなくなっちゃったもんね。」

というたわいもない会話をしたあと、優一との関係を全て話ました。

「優一くんとそんなことがあったんだ、優一くんからは、何も聞いてなかったけどね。」

「まおこは私と親友だから、仲があまりよくないって話しずらかったんじゃないかな。」

「でも、私最近の授業、ずっと優一くんたちといるよ。」

なんだか違和感を感じました。

まおこと優一は、もともと特に仲が良かったわけではなく、一緒にいるところが想像できなかったからです。

しかも、まおこと仲が良いことを優一から一言も聞いていなかったため、不思議な気持ちになりました。

でも、優一くんたちとと言っていたので、優一ではなく優一と仲が良い人と、まおこが友達になったのかなと思いました。

それ以上、この件に関してはツッコミませんでした。

「そしたら、優一くんたち誘ってみんなで飲み会しようよ。」

「ずっと2人きりでいるよりかは、皆んなで仲良くしているほうがいいかもよ。」

と、まおこが提案してくれ、みんなで飲みに行くことになりました。

優一とどこか出かけるのもとても久しぶりでした。

不穏な飲み会

まおこが飲み会に集めてくれたメンバーは、私以外の経済学部のメンバーでした。

でも、高校が一緒のメンバーだったので、安心しました。

飲み会は高校時代の話でとても盛り上がりました。

私と優一の詳しい馴れ初めも聞かれ、懐かしいなと思いながら話しました。

やはり、文学部同様経済学部も授業が忙しく、高校時代よりも余裕がなくなったよねという話に、みんな共感してくれました。

優一の楽しそうな姿を久しぶりに見て、飲み会を開催してよかったなと嬉しい気持ちになりました。

話も盛り上がり、私にとっても楽しかったと思える飲み会になりました。

飲み会が一旦終わり、もう1件行くかという話になりました。

私も行きたい気持ちはありましたが、次の日は朝早くからサークルがあったため、先に帰りました。

他のメンバーは、引き続き飲みに行くようでした。

良い気分で家に帰り、また優一との関係が良くなるといいなと思いながら、眠りにつきました。

翌日、優一に昨日は楽しかったね、ありがとうと連絡を送りました。

しかし、優一からの連絡は返ってきませんでした。

続いて、まおこにも飲み会開催してくれてありがとう、とても楽しかったと連絡をおくりました。

まおこからも連絡が返ってきませんでした。

2人とも忙しいのかなと思いながら特に気にしないでいると、飲み会に参加したメンバーの1人から連絡がきました。

「久しぶり、この間はありがとう、今少し話せる?」

「こちらこそありがとう、話せるよ、どうしたの?」

「この間の飲み会のあと、俺とまおこで優一の家に泊まったのさ」

「え、なんでそんなこと私に言うの?」

「俺、先に帰ったんだけど、そのあと2人で一緒にいたらしいよ、まおこと一緒に帰らなくてごめんな。」

頭の中が真っ白になりました。

連絡をくれた友達が帰ったあとも、まおこと優一は一緒にいた…。

なんとなくまおこと優一が連絡を返してこない理由もわかった気がしました。

まおこも最近、優一と一緒にいると言っていたのも、意味がわかりました。

優一は、私と付き合っていながらまおこのことが好きだったのか。

まおこは、私と優一が付き合っているのをわかっていながら、優一のことが好きだったのか。

私は、優一と別れようと決意し、連絡を送りました。

「まおことのこと全部聞いたよ、別れよっか。今までありがとね。」

その連絡を送ったあと、数分もしないうちに返事が返ってきました。

電話も鳴り続きましたが、一切無視しました。

今まで連絡を返してこなかったまおこからも連絡が届きましたが、内容は確認していません。

ショックのあまり一方的な形にはなってしまいましたが、優一との関係はこれで終わりになりました。

その後〜現在

その後、優一とまおこが付き合い始めたことを知りました。

あとから飲み会に参加したメンバーに聞いた話ですが、飲み会があった日、優一とまおこは身体の関係を持っていたそうです。

私と優一が別れたと聞いて、全部教えてくれました。

ちなみにまおこはずっと優一のことが好きだったようです。

優一のことが好きだったので同じ学部に入った、という話も聞きました。

また、優一とまおこの関係は、飲み会の日が初めてではなかったことも、あとから知りました。

大学に進学したばかりの頃から、2人の関係は親密になっていったようです。

この頃から私と優一の関係が不穏になっていったので、辻褄が合うなと思いました。

全部を知ってしまった私は、とてもショックを受けました。

しかし、2人のことは責めず私のほうから縁を切りました。

友達もみんな私の味方をしてくれました。

この話を知った高校時代からの友達は、優一とまおこのことを軽蔑しているようです。

あの出来事から数年経ち、先日まおこのSNSを見てみると、優一との結婚報告の投稿がありました。

しかし、祝福の声は少なかったです。

私自身もその後良い出会いがあり、いまお付き合いしている方がいます。

自分は絶対に浮気しないと誓い、彼との関係を楽しんでいきたいと思います。

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