不倫体験談ブログ

【糞彼氏】大学生で妊娠。結婚した直後に不倫されました

【糞彼氏】大学生で妊娠。結婚した直後に不倫されました

この記事を書いた人

みさき

現在の年齢:23歳
当時の年齢:21歳

出会い

けんとの出会いは大学のサークルでした。

大学のテニスサークルに入った私は、2歳年上の彼に出会いました。

最初はテニスを教えてもらう関係。

テニス初心者の私には、丁寧に素振りの仕方から教えてくれました。

教え方が上手な彼に少しずつ惹かれていきました。

そして、1年生の夏休み。

夏休み〜海〜

サークルのみんなで海に遊びに行くことになったのです。

車を持っている先輩が数人車を運転してくれ、みんなで大学から2時間くらいの海へ行きました。

海に着くとそれぞれ、海に入ったり、浜辺で遊んだり、・・・

楽しい時間を過ごし、あっという間に周りは暗くなってきました。

告白

手持ち花火に火をつけ、花火が始まりました。

そんなときでした。

けんが声をかけてきてくれたのです。

「ねぇ、みさきって好きな人いるの?」

私はドキッとしました。

隣りにいるなんて言えるわけがありません。

答えを悩んでいると

「テニスやっているうちに、みさきのこと好きになったんだ。俺と付き合ってくれない?」

突然の告白でした。

びっくりしましたが、答えは

「私も先輩が好きでした。」

そして、付き合いが始まりました。

付き合い

同じ大学同士なので、毎日会うことができました。

朝、駅で待ち合わせをし、一緒に登校。

お昼ごはんを一緒に食べ、授業が終わると一緒にテニスサークル。

サークルが終わると一緒に駅まで帰る。

そんな毎日がとても幸せでした。

休みの日もアルバイトがありましたが、終わってからはデートをしたりもしました。

ほとんど毎日一緒に過ごしていました。

付き合って1ヶ月

付き合って1ヶ月がたったころ・・・

けんが私の家に初めて泊まりに来たのです。

男性と付き合ったことが初めてだった私は、ドキドキが止まりませんでした。

アルバイトが終わって夕方外でデート。

カフェで夕食を取り、二人で私の家に行きました。

家につき、無造作に床に座るけん。

私は荷物を片付け、お茶を入れてけんに持っていきました。

たわいのない話をしていると

けんがキスをしてきました。

どうしていいかわからない私は、けんに身を任せました。

そして、そのまま、体を重ねました。

初めてということを知っているけんは、すごい優しくて、大切にしてくれました。

その日から週末は私の家に泊まりに来るのがお決まりになっていきました。

土曜日のアルバイトは、終わったらけんに会えると思うと、やる気が湧いてきて、すごいがんばれました。

それから1年半後

私達の付き合いは順調に続いていました。

けんは、就職が無事に決まり、大学の卒業が近づいていました。

けんの就職先は、隣町の銀行でした。

卒業が近くなると、けんの気持ちも落ち着かなかったり、新生活の準備もあり、会う頻度は減りました。

それでも、私はけんを応援するため、わがままは言わずに会える日を待っていました。

けんが就職

4月、けんの仕事が始まりました。

最初はうまくいかないことも多く、上司に怒られることも多かったので

「聞いてくれよ!○○がうまくいかなくて、怒られて、もうツラい」

と電話がくることもありました。

会えなくても、頼ってくれることが、私にとって嬉しかったです。

就職して数ヶ月

就職して数ヶ月が過ぎました。

仕事は土日が休みなので、就職しても土日一緒に過ごすことは変わりありませんでした。

でも、平日は同僚との飲み会なども入り、連絡が取れない日も増えてきました。

最初は寂しく感じていましたが、仕事を頑張っているんだろうなと、しつこくするのはやめて、

「おはよう」

「お疲れ様ー」

と軽く連絡するようにしていました。

平日が連絡取れなくても、週末一緒にいられる。

週末は、身体を重ねて一晩過ごせる。

それが幸せでした。

毎週末にけんから聞く仕事の話もだんだん楽しそうな話、うまく行った話が増え、

「仕事頑張っているんだなぁー」

と嬉しくなっていきました。

ある平日…

ある平日の日のことでした。

いつもは平日は家に来ないのに、

「今から行きたい」

と連絡が来ました。

うちに来たけんは、少し酔っ払っていました。

何かあったのか尋ねると、

仕事でうまくいかなかったのか、何も言いませんでした。

でも、いつもより強引にキスをしてきたのです。

そして、いつもは一つ一つ優しく抱いてくれるけんがこの日は力任せでした。

痛いくらいでしたが、ツラい時に求めてくれることが嬉しくて、ただただ抱かれて朝まで過ごしました。

次の日の朝、いつも通りの優しいけんは、

「突然昨日はごめんね。仕事でミスしちゃってさ」

と教えてくれ、

「ありがとう」

と仕事に出掛けていきました。

大学四年

その日から、平日は前のように連絡が来ることはほとんどなく、週末だけ会うという日が続いていました。

私もテニスサークルもあるし、大学も四年にもなり、就職活動にも忙しく過ごしていました。

その日も食べ過ぎかな・・・なんか気分がすっきりしないな。

そんなふうに思っていました。

数日間続く体調不良。

ふと、あれ?生理いつだっけ?

と不安になりました。

生理の日を手帳にチェックしていた私は、手帳をカバンから取り出し、確認しました。

すると・・・

もう1週間も来ていなかったのです。

就職活動で忙しくて、そのストレスで遅れているのかと思いましたが、不安になりました。

薬局へ

けんには何も言わず、薬局へ向かいました。

妊娠検査薬なんて初めてなので、どこに売っているのか見つけるのが大変でした。

でも、店員さんに聞くことも出来ず、どのくらい薬局の中をぐるぐるしていたでしょう。

ようやく見つけました。

一つだけ買うのは恥ずかしいので、いくつか他のものも手に持ち、レジへ向かいました。

結果は

帰宅後、検査薬を使ってみると・・・

結果は陽性でした。

頭の中は真っ白でした。

嬉しい気もするけど、就職活動中で、まだ大学も卒業前。

どうしようという気持ちがぐるぐるしていました。

けんに報告

スマホを持ち、けんに電話。

仕事のつきあいなのか、すぐにはつながらなかったので、LINEをしました。

「妊娠した」

と一言。

すると、少しして電話が来たのです。

「ホントか?嘘じゃないよな?」

と確認されたので、嘘じゃないことを伝えました。

「思っていたよりも早かったけど、結婚しよう」

とけんからの突然のプロポーズ。

不安な気持ちが少し晴れました。

両親への報告、挨拶

そこから、お互いの両親への報告にいきました。

つきあってから数回は会ったことがあったのですが、妊娠となると話は別です。

お互いの両親とも、大学の卒業前と言うことでそのことは心配してくれました。

しかし、長年つきあっていたのもあり、妊娠を喜び、結婚を認めてくれました。

出産時期を考えると、大学はどうするべきか。

大学に確認すると、単位はほとんど取れているので、卒業は出来そうと言うことでした。

なので、4年生の在学中に出産ぎりぎりまで学校に通い、卒業を目指すことにしました。

入籍

入籍もいつにするかと両家がそろい、話し合いが始まりました。

私は大学生ですが、けんは、社会人2年目と言うこともあり、早いうちに入籍をしようということになりました。

その月の大安の日に、結婚式はできませんでしたが、両家そろって食事会をし、結婚届を提出しました。

住む家も、けんの家に私が引っ越しをするということで新生活が始まりました。

つわりとの戦い

新生活が落ち着く前に私のつわりがひどくなりました。

大学に行くことは出来るけど、食事がとれない。

家でもご飯のにおいがダメになり、食事がつくれない。

そんな日が続きました。

私の母が心配して手伝いに来てくれたりはしましたが、けんに迷惑をかけることも多かったです。

仕事で疲れて帰ってきても、寝ているだけでご飯も用意されていない。

そのことにため息をつかれる日もありました。

けんの母親もご飯を届けてくれたり、掃除を手伝ってくれたり、けんにつわりのことを話してくれたりしました。

幸い、私のつわりもそんなに長くは続かず、1ヶ月たつころには落ち着いてきました。

新生活

体調が落ち着き、私も動けるようになると、掃除をしたり、ご飯をつくったり、ようやく新婚生活になりました。

出産の前に取れる単位を取るために、毎日大学に行き、勉強。

帰ってきてもレポートを書いたりと勉強に時間を費やしながら、家事をする生活でした。

けんの仕事は忙しい日が続き、土日は休みは変らないけど、平日は帰りが遅くなる日が増えてきました。

「みさきと子どものために頑張る!」

その言葉を信じて、家で待つ日が続きました。

妊娠してからの夜の生活

妊娠が分かってから、夜の生活を求められることがありました。

でも、最初はつわりがひどく、応えられずにいました。

つわりがおさまってからは、なんだか怖くて、私もそんな気持ちになれず、断ることも多くなりました。

それでも、けんは

「赤ちゃんが生まれるまでの我慢だな!」

といつも笑顔で言ってくれていました。

その言葉を信じていました。

怪しい兆し

けんの帰りが遅くなる日もなるべく起きて待っているようにしていました。

ある日、酔っ払って帰ってきたけん。

お風呂にも入らず、布団に入って寝てしまいました。

脱いだ服を洗濯に持って行く途中、なにか違和感を感じました。

居酒屋のにおいではなかったのです。

お酒のにおいはしていました。

でも、なんか違ったのです。

(浮気???)

そんな言葉が頭をよぎりましたが、そんなはずはないと信じることにしました。

次の日の朝、何気なく、

「昨日はどこのお店に行ってたの?」

と聞いてみました。

「ん?いつもの居酒屋だよ。いつもの上司につきあえって言われてさ」

と言ったのです。

不安がよぎりました。

でも、それから数日は遅くならずに帰ってくる日が続きました。

土日の休みも赤ちゃんの買い物に喜んでつきあってくれていたので、やっぱり勘違いかなと思っていました。

無防備なスマホ

2週間くらい経った日、久々にけんが酔っ払って帰ってきました。

上司に誘われて飲みに行って、12時近くに帰ってきたのに、とても機嫌が良かったけん。

それでも、酔っ払っていたので、すぐに眠ってしまいました。

脱いだ服を片付けながら、ふとにおいをかぎました。

やっぱり、前と同じにおいがしたのです。

居酒屋のにおいではありませんでした。

モヤモヤした気持ちで寝室に行くと、けんはいびきをかいて寝ています。

その傍らにけんのスマホが無防備に置いてありました。

ダメだと思いながらも手に取ってみると、そこには・・・

「今日はたのしかったね♥」

「次はいつ会える?」

「土日も会いたいな」

「土日はちょっと無理だけど、その代わり、平日はもう少し会えるようにするね」

というやりとりがあったのです。

頭が真っ白になりました。

相手は誰?いつから?

眠れないまま朝が来ました。

友だちに相談

次の日、大学にいきましたが、授業に身が入らず、ぼーっとしていました。

親友が声をかけてきてくれ、その優しい言葉に涙が止まらなくなり、全てを話しました。

すると、親友が

「それは、証拠を集めた方がいいよ!」

と言い出したのです。

「証拠??」

私は疑問でした。

でも、親友は一つ一つ提案をしてくれました。

  • 浮気のやりとりをみつけたら、写真に撮って証拠を保存する。
  • 帰宅時間を毎日記録しておく。
  • 捨てられたレシートがあったら確認する。
  • 相手の名前がわかるものがあれば、記録しておく。

証拠集め

私はその日から親友に言われたとおりに動き始めました。

大学も卒業しなくちゃいけないので、勉強もきちんとし、バレないように家事もきちんとしました。

そして、ゴミ箱に捨てられたレシートがあれば、こっそり集める。

お風呂の間や熟睡しているときにスマホをみて、やりとりを写真に撮る。

2週間証拠集めを頑張りました。

2週間で、十分すぎる証拠が集まってしまったのです。

けんが寝てから証拠を集めるので、寝不足の日が続きましたが、親友が励ましてくれたので、頑張れました。

証拠の中身

集まった証拠は

  • 相手の名前は「あい」
  • 同僚の女性
  • 週に3回は残業と言って、あいの家に行き過ごしている

2人で食事をしているレシートや、家に行くときに手土産を買っているレシートもでてきました。

親友とこの証拠をみて、これからどうするかを考えました。

「みさきはどうしたい?このまま結婚生活続けられる?」

と親友から聞かれた。

私はまだ大学生。

就職先もない。

そんな中でこどもを育てていけるのだろうか?

そんな不安が頭をよぎっていました。

「少し考えるね」

と親友に伝え、その日は実家に帰りました。

実母に報告

母の顔を見ると、涙が止まらなくなりました。

「どうしたの?なにかあったの?」

と心配してくれた母にけんが浮気をしていること、証拠を集めたことを伝えました。

私が泣きながら話していることに気づいた父も来ました。

そして、話を聞いた父は、

「もう、家を出て帰ってこい!みさきと子どもの面倒は俺が見る!」

といってくれたのです。

それでも、私はすぐに決断できませんでした。

どうしたらいいかわからなかったのです。

「今日は泊まって行きなさい」

と母も言ってくれたので、ひとまずその日は実家に泊まることにしました。

次の日の朝、父に

「いつでも帰ってきていいんだぞ!なにかあれば言えよ」

といってもらい、大学に出かけました。

気持ちが固まった

大学で授業を受けながら私の気持ちは決まった気がしました。

その日の夜は自宅に帰り、普通に過ごしました。

それでも、どこか認めたくない気持ちから

「これで最後」

と、けんのスマホをみると、

「昨日は急にお泊まりできて嬉しかったよ」

「次はいつ会えるかな?」

とやりとりが残っていました。

私は父に

「実家に帰る」

と連絡しました。

父からは

「わかった。いつでも帰ってこい!荷物は一緒に運ぶ」

と返信が来ました。

別居に向けて

次の朝、いつも通りけんを送り出し、私は荷造りを始めました。

すると、父が仕事を休んで手伝いに来てくれました。

荷物と言っても衣類くらいしかなかったのですが、妊娠中だったので、父がきてくれてとても助かりました。

父と実家に行き、今後のことを話し合いました。

証拠のやりとりは全て印刷することにしました。

そして、父からけんの両親とけんに連絡をしてもらい、その日の夜に集まる約束をしてもらいました。

けんからは、

「お父さんから連絡来たけど、なにかあったのか?」

と何回も連絡が来ていました。

返信をするのはやめていました。

全員での話し合い

夜、個室のあるレストランで話し合いは始まりました。

けんは仕事だと言って時間には来ませんでした。

けんの両親はなにかあったのかと心配そうにきてくれました。

けんが来ないので、先に父からけんの両親に話をしてもらいました。

浮気を伝えられたけんの両親は、すぐに土下座をして謝罪をしてきました。

これからどうするべきかをお互いの両親で話し合いが始まりました。

けんの両親は、けんにしっかり責任をとらせるといってくれました。

私からは、信用が出来ないので、離婚を考えていることを両親に伝えました。

そのとき、けんが現れました。

少し酔っ払って登場したけんに、けんの父親が

「お前!なにしてんだ!!」

と怒鳴ったのです。

「は?急になんだよ!てか、みさきも返事しろよ!何の集まりだよ!」

とけんは何も知らずに言いました。

けんの父親からけんに浮気のやりとりが見せられました。

「説明しろ!これはなんだ!」

それに対し

「これは…ただ遊びだよ!俺が好きなのはみさきだけだよ」

とけんが謝ったのです。

でも、もう信用できない私は

「離婚してください」

と伝えました。

私の両親も離婚届を用意してくれていたので、その場で記載してもらい、保証人にはお互いの父親がサイン。

その場で今後の養育費や面会のことも全て話し合いが行われました。

両親が証人となり

  • これから生まれてくる子どもは、二人の子どもとして認知すること。
  • けんは子どもが20歳になるまで養育費を支払うこと。
  • 面会については、けんもけんの両親も会いたいときは連絡をしてからなら会えること。

を約束しました。

その後の生活

数ヶ月の結婚生活でした。

その後は、実家で生活をしながら出産まで大学に頑張って通い、卒業に必要な単位を取得しました。

そして、冬に出産。

かわいい女の子が生まれました。

子どもが生まれてから1年は、両親の助けも有り、実家で子育てをしました。

すくすくかわいく育ち、1歳の誕生日を迎えたとき、私も仕事を始めました。

初めての社会人。

初めての母親。

うまくいかないことだらけです。

それでも、かけがえのない我が子の笑顔と両親に支えられ、楽しく過ごしています。

けんの両親とは1ヶ月に一回、孫の顔を見せるために会っています。

関係も良好です。

けんは・・・というと、浮気していた女性には振られ、一人寂しく暮らしているそうです。

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