不倫体験談ブログ

彼氏がいるのに先輩上司と浮気をしてしまった後悔

彼氏がいるのに先輩上司と浮気をしてしまった後悔

この記事を書いた人

あこ

現在の年齢:26歳
当時の年齢:23歳

出会い

彼との出会いは、小学生の時でした。

同じクラスだった彼の名前は「しんご」

私の片思いでしたが、6年生の時に転校してしまったのです。

再会

それから10年後

友だちの結婚式に行ったとき、座席表をみてビックリしました。

しんごがいたのです。

私は久々に会えるのが嬉しくてワクワクしていました。

そこに10年前より大人になったしんごが現れました。

私になんて気づいてくれないんだろうな・・・

そう思っていました。

しかし、披露宴が始まり、ケーキ入刀で新郎新婦の写真を撮りに前に行くと

「あこだよね?久しぶりだな!元気だった?」

としんごから話しかけてきてくれたのです。

覚えていてくれたことにとても嬉しくなりました。

一度お互い席に戻りましたが、披露宴が終わり、式場のロビーでゆっくり話すことができました。

話したりない私たちは、二次会に移動し、話が盛り上がりました。

連絡先を交換し、友だちも含め、カラオケなど店を転々としながら朝まで盛り上がりました。

しんごの現在

しんごは今は隣の県で働いていることがわかりました。

電気製品の営業をしていて、忙しい日々を過ごしているとのことでした。

しんごの住む県まで電車で1時間です。

そんなに遠い距離ではないことも知ることができました。

それでも、彼女がいるのか?そんなことは聞くことが出来ず、連絡することを迷っていました。

しんごからの連絡

そんな時・・・

しんごから連絡が来たのです。

「あこ~!元気?こないだは久々に会えて嬉しかったな」

というメールに嬉しくなり、すぐに返信しました

「本当にビックリしたよ!会えるなんて思ってないから嬉しかった!」

すると、

「あこって今週末ひま?よかったらご飯でもいかない?あ、彼氏とかいたら別にいいんだけど…」

そんなメールをみて、

「暇だよ~!行こう!私彼氏いないし!しんごはいるの?」

と送ると

「俺もいないよ。じゃぁ、土曜日17時に」

と会う日が決まりました。

二人だけの食事

約束をしてから、毎日何を着ていこうか、そんなことで頭がいっぱいでした。

仕事で嫌なことがあっても、週末会えると思うと頑張れました。

そして、土曜日。

約束の場所に行くと、先にしんごが来ていました。

しんごは、ご飯の店を予約してくれていました。

その店がしゃぶしゃぶ食べ放題というところが、おしゃれでもなく、好感が持てました。

ご飯を食べながら、昔話に花を咲かせました。

あっという間に食べ放題の2時間が経ち、話したりない私たちは、もう一軒行くことにしました。

どこに行こうか歩きながら探し、バーを見つけました。

バーでは時間制限がないので、気づいたら終電の時間が近づいていました。

二人で慌てて会計を済ませ、その日は終電に乗り遅れないように駅に向かいました。

「あこ、また連絡するね」

と慌ただしく分かれました。

帰りの電車で余韻に浸っているとメールが来ました。

「電車の目の前の人、口開けて寝てる~」

そんなたわいないメールに嬉しくなり、帰りの電車の中ではずっとメールのやりとりをしていました。

頻繁に連絡を取る仲に

その日からは、一日一回はメールのやりとりをするようになっていきました。

お互いの仕事の嫌なこと、うまくいったことなどを送り合ったりしていました。

時には、電話でどちらかが眠ってしまうまで話したりすることもありました。

休みになると、最初は2週間に1回くらいでご飯を食べに行っていたのが、毎週末会うようになりました。

告白

その日は、夜ご飯ではなく、遊園地に行きました。

「たまには昼間に遊ぼう!」

ということで、修学旅行で行った思い出の遊園地に行くことにしたのです。

6年生の時に転校したものの、修学旅行は一緒に行けたので、

「これ乗ったよね!懐かしいね」

などと盛り上がり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

そして、遊園地の帰り

「ねぇ、あこ。俺たちさ、毎週会ってるけど、これって付き合ってるのかな?」

としんごが聞いてきました。

私は心臓がドキドキしました。

「しんごは、どう思うの?」

と聞いてみると、

「おれはあこのことが好き。だから付き合いたい」

と少し小さい声で言ってくれたのです。

「私も6年生の時からしんごのことが好きだったよ」

と私からも告白し、おつきあいが始まりました。

お付き合いスタート

彼氏と彼女という関係になったといっても、今までが頻繁に連絡をとったりしていたので、さほど変わりはありませんでした。

でも、安心感はありました。

好きでいていいのかな?友だちなのかな?

という思いから、付き合っているという安心感はすごかったです。

付き合ってから変ったことはもう一つ。

週末のデートがお互いの家に行くことも出てきたと言うことです。

しんごの家

「今週末は家に泊まりに来ない?」

とメールが来たのです。

嬉しかったけど、ドキドキが止まりませんでした。

1週間、服は何を持って行くかなど、カバンに入れたり出したりしながら、準備をしました。

そして、土曜日。

しんごの住む町まで電車で行きました。

電車から降りると、駅まで迎えにきてくれていました。

しんごの住む町を案内してくれました。

今までは中間地点でデートをすることが多かったので、とても新鮮でした。

こんな町で暮らしているんだなとワクワクしました。

二人でスーパーに行き、夕飯の買い物をして、しんごの家にいきました。

しんごの家は、ザ・男の子!という感じの部屋でしたが、掃除はそこそこ行き届いていました。

「女の子なんか来たことないからさ。汚くてごめん」

そう言ってくれました。

二人で買い出しした材料でカレーを作りました。

カレーを食べた後

「お風呂一緒にはいる?そんなわけないか!」

と照れた顔でしんごが言ってきました。

「それは恥ずかしいよ!」

と即答で私も断りました。

順番にお風呂に入り、一つのベッドで夜を共にしました。

その日から、週末となると、どちらかの家に泊まるのが定番になっていきました。

毎日連絡をし、週末はお泊まり・・・そんな付き合いも2年が経った頃。

少し変化が・・

お互いの仕事が忙しくなり、連絡が取れない日が出てきたのです。

しんごも営業先の飲み会が遅くまで入る日も多くなりました。

私も大きなプロジェクトを任されるようになりました。

週末も接待ゴルフが入ったり、プロジェクトのために休日も仕事をしたり・・・

すれ違いの生活になり始めました。

プロジェクトで問題発生

そんなとき、私の任されているプロジェクトで問題が発生したのです。

取引先に電話をして、片っ端から謝罪をしなければならず、夜中まで職場にいました。

そこに上司のたけるさんが声をかけてきてくれたのです。

「遅くまで大丈夫?手伝うよ」

一度は断りました。

私のミスなので、上司に遅くまで手伝ってもらうわけにはいきません。

しかし、その行為に甘えることにしたのです。

終電ぎりぎりまで、仕事をしました。

それでも、終わらず、その次の日も終電ギリギリ・・・

そんな日が続きました。

たけるさんも毎日付き合ってくれたのです。

そして、どうにかプロジェクトの問題も解決し、すすめることができました。

「先輩、ありがとうございました。なにかお礼をさせてください」

とたけるさんにお礼を言うと、

「じゃぁ、ご飯食べに行こう!」

と誘われたのです。

彼氏がいるけど、相手は上司だし、お礼だし、いいか!

と、たけるさんと食事に行くことにしました。

このプロジェクトの仕事でしんごとは1週間近く連絡が取れていませんでした。

それでもプロジェクトがうまくいった報告をすると

「よかった!今度お祝いだな」

とメールをくれました。

たけるさんと食事にいくことは、なんだかしんごには、言えませんでした。

上司との食事

言えないまま、たけるさんとの食事の日になりました。

仕事が終わり、そのまま居酒屋に行きました。

たけるさんは仕事ではまじめな感じでしたが、お酒が入るととても気楽に話せる感じの人でした。

しんごには言えない仕事の相談などもついしてしまい、夜遅くまで食事をしていました。

しんごにも何でも話せていたつもりだったけど、仕事の話となるとやっぱり別で、たけるさんの方が分かってもらえるので、仕事の悩みをその後も相談するようになっていきました。

それでも、しんごとも連絡を取り、時間の合うときはデートをしたりする日が続いていました。

新たなプロジェクト

そんなある日、また大きなプロジェクトを任されることになったのです。

そして、そのプロジェクトは、たけるさんがサポートについてくれることが決まったのです。

私は、すごい安心でした。

なんでも相談ができる、そう思いました。

気づけば、しんごと連絡を取る頻度よりもたけるさんに仕事の相談をしている頻度の方が多くなっていました。

たけるさんへの気持ち

そして、私の気持ちは少しずつたけるさんに行ってしまったのです。

どこかでわかっていました。

しんごには伝えなければならないということ。

もちろんしんごのことも好きだったのです。

でも、たけるさんのことも好きになってしまったのです。

ただ、たけるさんは上司です。

好きだなんて言えません。

プロジェクトの仕事が終了。

好きという気持ちを隠しながらプロジェクトの仕事をする日々。

プロジェクトは成功し、仕事は一段落しました。

「あこちゃん、打ち上げしようよ」

というたけるさんの一言で、プロジェクトのメンバーで打ち上げをすることになりました。

居酒屋でプロジェクトメンバー全員で打ち上げ。

大成功で終わったので、みんな笑顔で盛り上がりました。

そして、私も肩の荷が下りて、ちょっと飲み過ぎてしまいました。

気がつけば、酔いつぶれてしまった私。

介抱してくれたのは、たけるさんでした。

終電ぎりぎりの時間でしたが、酔いつぶれている私は電車に乗れそうにもありませんでした。

たけるさんは、プロジェクトメンバーを見送り、私についていてくれました。

超えてはいけない世界

「終電終わっちゃったし、どうする?」

というたけるさんに

「ホテルでも行く?」

と、言ってしまった私。

たけるさんは一瞬ビックリした顔をしましたが、

「あこちゃんも具合悪いし、休もうか!」

とホテルに行くことにしました。

ホテルにつき、水を飲み少し横になっていると、具合が少しずつ良くなりました。

たけるさんといろいろな話をしながら過ごしました。

しかし、そこはホテルです。

だんだんといい雰囲気になってしまったのです。

そして、私はやってはいけない行為をしてしまいました。

たけるさんは私に彼氏がいることは知りませんでした。

知っていたら、たけるさんはやめていたのかもしれません。

でも、私もたけるさんに少し気持ちがあったので、乗ってしまったのです。

服を脱ぎ、たけるさんに身を任せ、体を重ねてしまったのです。

たけるさんのテクニックはすごく、眠気がふきとびました。

朝になるまで、何度も何度も体を重ねました。

そして、力尽きた私は眠ってしまいました。

目が覚めると、

「ゆっくり休んでから帰ってね。先に帰ります」

と置き手紙がありました。

余韻に浸りながらも、どこかでまずいと感じていました。

でも、もう私の心はたけるさんに移ってしまっていることにも気づいてしまったのです。

携帯をみるとしんごからも連絡が来ていました。

「今日休み?久々に会わない?」

私はどうするべきか悩みました。

「ごめん。二日酔いで今日は無理かな」

そう返信しました。

「そっか。お大事に。プロジェクト終了のお祝いしようね」

とやさしいしんごのメールをみて、罪悪感でいっぱいでした。

月曜日の会社

週明け月曜日。

会社でたけるさんに会いました。

どういう顔で会えばいいのかわかりませんでしたが、

「あこちゃん、あのあと大丈夫だった?ごめんね。おいてきて」

と優しく声をかけてくれました。

「そして耳元で、俺、あこちゃんのこと好きになっちゃった」

と言ってきたのです。

「ありがとうございます。こないだはすみませんでした」

そう返すのが精一杯でした。

でも、たけるさんはそのあともいつも通りに接してきてくれました。

私の心

それから毎日頭の中はしんごのことでいっぱいでした。

しんごへの罪悪感でいっぱいでした。

しんごからメールが来てもなんて返したらいいかわかりませんでした。

毎日毎日、しんごにどう謝罪するかを考えているうちに、しんごへの気持ちに気づかされました。

どれだけ、しんごが大事だったかと言うことに・・・

「会って話さないといけないことがある」

そう連絡しました。

そして、週末しんごに直接会って、

「ごめん、私浮気しちゃってた。でも、一回浮気して気づいたの。しんごのことがどれだけ大切だったかってこと。今更言っても遅いけど、本当にごめんなさい」

正直に謝りました。

しんごは

「そうか。わかった。おれも、仕事が忙しくて、あこのことかまってあげられなくてごめん。俺にも責任があったと思う。俺たち別れよう」

そう言いました。

現在

あれから3年・・・

現在はたけるさんも私も当時の部署を異動。

たけるさんとは一晩だけでそのあとは何もなく終わりました。

たけるさんには、好きと言われましたが、その気持ちには応えられませんでした。

しんごとの関係はと言うと・・・

友だちとしての関係は続いています。

仕事の愚痴をこぼしたり、うまくいったことを報告したり、そんなメールのやりとりは続いています。

お互い、今はフリーなので、どちらかに彼女や彼氏ができたら、この関係も終わってしまうのかな。

そんな風に思っています。

好きな人は大切にしないと・・・

今はほんとうにそう思っています。

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