不倫体験談ブログ

シタ妻の後悔…昔の彼氏と不倫をしてしまい、旦那に復讐された

シタ妻の後悔…昔の彼氏と不倫をしてしまい、旦那に復讐された

この記事を書いた人

アンナ(仮名)

現在の年齢:32歳
当時の年齢:29歳

※身バレを防ぐため、一部情報を変更しています

出会い

私たちは以前、夫婦で細々とユーチューブに動画をあげていました。

YouTuberと名乗れるほどの登録者人数はいませんが、ゆっくりゆっくり登録者数が増えているといった感じです。

私たちの出会いは、高校の時でした。

高校時代、私たちは普通に仲の良い友人でしたが、3年生の文化祭を機に、旦那の方から告白され交際が始まりました。

高校を卒業して、お互い地元に就職しました。

それからも変わらず交際を続け、半年後に同棲し始めました。

旦那は私たちの将来に積極的で、同棲の話も旦那からでした。

当時私は、彼がそんな提案をするようなタイプだと思ってなかったので、とても嬉しかったです。

その後の私

同棲を始めてから3ヶ月くらいだったでしょうか。

旦那が急に、

「ねえ、俺らでYouTubeやんない?」

と、提案してきました。

いろいろ突っ込みどころが多すぎて、私はすぐにオッケーは出せませんでした。

私は、カップルYouTuberは視聴者から見たら、別れたときどうするの?という目で見られる印象がありました。

ですので、少し抵抗がありました。

そのことを悩んでいると、旦那は何を思ったのか、

「うーん、じゃあ、結婚して夫婦になる?」

と言ってきました。

YouTuberになろうだの、結婚しようだのいっぺんに言われて、頭の中はパニックです。

これは本気のプロポーズなのか、冗談なのか・・・。

夫婦YouTuber

数日私は考える時間をもらいましたが、旦那は結婚するつもりでの同棲提案だったようでした。

思い描いていたプロポーズではありませんでしたが、私たちはあっさりと婚約し、一ヶ月後に結婚しました。

そこから、手続き等諸々落ち着いたところで、さっそく旦那とのYouTube投稿をする日々が始まりました。

最初は、何を投稿しようかを決め、とりあえず動画をあげてみることからでした。

今考えればめちゃめちゃつまらない夫婦動画だったでしょうが、視聴者数が若干でもいたので、少しやる気が出てきたものです。

2日に一本、簡単な動画を上げ続けた結果、思いの外3ヶ月ほどで、登録者1000人程度になりました。

私たちにとっては、この程度で十分という考え方でしたので、その後も順調に緩くYouTube投稿を続けていました。

同窓会

私が30歳になる年、三十路同窓会ということで、中学校時代の同窓会をするという連絡が来ました。

旦那に聞いたところ、オッケーが出たので行くことにしました。

同窓会は、地元のホテルのパーティー会場で行われました。

私は時間にルーズなのもあり、開会ギリギリに到着しました。

入り口で待っていてくれた友人と受け付けをし、会場に向かいます。

会場には、昔から全く変わらない人もいれば、面影かあるような無いような人が40人ほどいました。

開会の挨拶が済むと、料理が運ばれてくる間、それぞれ皆話したい人と話し始めました。

私が友人と4人くらいで話しをしていると、急に肩をトントンと叩かれました。

ビクッとして振り向くと、中学の時に付き合っていたユーマ君でした。

「アンナ、久しぶり」

彼は中学の時とほぼ変わらずの爽やかさでした。

いきなりの元カレ登場で戸惑う私から、さらに友人たちが気を遣ったのか何処かに行ってしまいました。

「成人式の時より、なんだかきれいになったね」

彼は口が上手く、中学の時から変わっていません。

成人式にはいなかったので、15年ぶりくらいでした。

私達はそこから、今の仕事や結婚してるかなどの近況報告のような会話が続きました。

彼はあまり結婚は考えてないようで、こんなに爽やかなのに、彼女もいないのだとか。

私は、シャンパンで少し酔ってきたこともあって、彼の爽やかさに、また恋をしそうでした。

すると彼は、他の人とも話してくるねと言って、他の男の子たちの輪の中に行ってしまいました。

少し残念でしたが、私も他の友人と話しに行きました。

元カレが気になる

同窓会終盤、私は友人との会話は上の空で、やっぱりユーマのことが気になっていました。

そして閉会後、少し落ち込みながらも帰ろうと入り口に向かうと、後ろから、

「アンナ」

ユーマが再び来てくれたのです。

「アンナ、旦那さんとYouTubeやってるよね。よかったらこの後話を少し聞きたいんだけど」

彼からの15年ぶりのお誘いでした。

夜だったこともあり、少しだけと言って、深夜まで開いているカフェに向かいました。

ユーマは、独立事業を立ち上げる際に、宣伝としてYouTubeを使うようで、私に簡単なノウハウを教わりたかったようです。

もちろんYouTubeのことだけではなく、同窓会でゆっくり話せなかった話もして、とても盛り上がりました。

お互い、酔っていたのかとてもいい雰囲気になっていました。

そして、話の盛り上がったところで私がふぅ~と息をつくと、ユーマは身をのりだし、キスをしてきました。

私は一瞬頭が真っ白になりました。

(ダメダメ!旦那がいるのに!)

と、思ったのですが、旦那には無い優しい感触に、私は心を奪われてしまいました。

カフェの席は死角だから大丈夫だったかとは思いますが、かなりスリリングです。

私もその気になってしまい、気づけば2人でホテルへ。

旦那には、「友人たちと飲み明かす」と嘘の連絡をいれました。

罪悪感がスゴかったですが、ユーマとの夜を過ごしたいという思いには勝てませんでした。

ダメだと分かっているのに

次の日の朝、目覚めて一瞬「ここはどこだ」状態でした。

そしてはっと我に返り、横を見ればユーマの寝顔がありました。

中学の修学旅行のバスで見た、あの時の寝顔のまんまでした。

私は一瞬我に返ったものの、彼の寝顔を見たとたん、再び彼に抱きついて眠ってしまいました。

ホテルを出て駅に向かう途中、私はまたユーマに会いたいという思いに駆られ、

「また会いたいな」

と、ぼそっと言ってしまいました。

するとユーマは、ニヤニヤしながら

「俺と不倫しちゃうってことだね」

オッケーなのか違うのか、調子の良い返事が返ってきました。

スリルと後悔

その日から、旦那には内緒で、電話をしたり、会ったりするようになりました。

こんなことダメだとはわかっていました。

ですが、このなんとも言えないスリルが止められなくなっていました。

ですがその反面、ユーマと再会してこんな状況になってしまい、非常に後悔もしていました。

あの夜を過ごした後悔というより、そもそも再会してしまった後悔...

それでも・・・・

それからも、旦那とYouTubeを続ける生活は何事もなく続きました。

しかし、ユーマと会うことで、旦那に編集を任せっきりにしてしまうことが増えました。

いつ気づかれるか...出掛ける口実にも限界が来るだろうと、私は、自分が蒔いた種なのに、変なプレッシャー状態でした。

もうユーマに会うの、やめよう...

何度もそう思いましたが、ユーマから連絡が来る度に、私は行ってしまうのです。

旦那との関係

旦那との動画を上げるうちに、私はある不安に襲われるようになりました

視聴者に、ユーマと一緒にいるところを見られたら...

この頃には、YouTubeでそこそこの収益を得られるようになっていましたので、貴重な収入源となっていました。

それを今、私の不倫によって崩してしまったら...

旦那との関係は間違いなく終わるなとわかっていました。

旦那の疑惑の目

そのうち、私が出かけることで編集を担っていた旦那が、私が誰とどこに行くのか逐一聞いてくるようになりました。

この事で、私は旦那に縛られているという感覚に陥ってしまい、さらにユーマに心の拠り所を求めるようになってしまいました。

気づけば、旦那はソロで動画を上げるようになりました。

旦那は視聴者に対し、視聴者を不安にさせないよう上手く理由をつけてやっていました。

スキャンダル勃発

「旦那さんといなくていいの?」

ある日のランチで、ユーマがふと聞いてきました。

「んー、今はユーマといる方が落ち着くの」

これは正直な気持ちでした。

ユーマは「そっか」と言って、特に気にも留めない様子でした。

その日家に帰ると、旦那はものすごい剣幕で私に詰め寄ってきました。

「おい、アンナおまえ、やっぱり不倫してたんだな」

私は頭が真っ白になり、血の気が引きました。

ついにバレてしまいました。

旦那は一呼吸置いて、旦那のスマホ画面を見せてきました。

するとそこにはSNSのDMで、私がユーマとホテルに向かうところを撮られた写真と共に、

『これってアーちゃん?(私のあだ名)』

という内容のものでした。

旦那は他にもいろいろ目撃情報があるといって、YouTubeのコメント欄やTwitterも見せてきました。

そして旦那は大きなため息をついて、

「おれはこれについて動画を出す、夫婦でやってきたんだから」

といいました。

こんなことは当然でした。

ただ、自分の不倫が個人だけで無く世に広まることが段々恐ろしく感じてきて、

「私、怖いからでなくていい・・・?」

と、おそるおそる旦那に聞くと、旦那は、

「んなん通用すると思うかよ!自分のしたことわかってんのかよ!」

と怒鳴りつけました。

こんなに怒る旦那は、出会って初めてでした。

私は、この時自分の軽はずみで自分勝手な行動に、かつてない罪悪感が重くのしかかりました。

私はその後、一晩中旦那にひたすら謝り続けました。

次の日、私は何もする気になれませんでした。

この時は、スマホをひらく度に荒れた内容の通知の嵐で、どうかしてしまいそうでした。

『おまえらもう辞めよ』『アーちゃん不倫最低』『旦那可哀想』『チャンネル登録しておこうか迷う』・・・

私のせいで、批判コメントだらけのYouTubeチャンネルへと様変わりしてしまっていました。

旦那も、動画のこと以外口を利いてくれません。

そりゃそうだ、私のしたことは許されることではないんだもの。

しかし、ユーマに不倫がバレたと言おうか言わないか、迷っているどうしようもない私がまだいました。

不倫がバレたと言ったら、ユーマとはもう会えなくなる。

この期に及んで、そんなことに不安を覚えていました。

部屋でうずくまっていると、ユーマからLINEが来ました。

「動画のコメント欄荒れてるけど、これってもしかしてバレた?」

このときは、私にはなんだか無神経な文面に見えました。

何となく他人事感が伝わってきたのです。

私はユーマのその反応にカチンと来てしまい、電話をかけ、感情的に彼に怒ってしまいました。

ユーマは、最後まで話を聞いてくれましたが、最後に一言、

「この関係も、ちょっと寂しいけど、これでおしまいだね。」

と言われました。

そう言われた瞬間、私は我に返り、急にユーマを失う寂しさが押し寄せてきました。

(そんなこと言わないで!)

喉から出かかっているくらい、そう言いたくて仕方がなかったです。

ですが、そもそもそんなことを言える立場ではもうありません。

最後に、「申し訳ないけど、これ以上巻き込まれたくないから、さよなら」と言われ、切られました。

私はものすごい後悔で心が煮えたぎりそうでした。

こんな終わり方をする彼だとは思わなくて、あまりにあっさりしていて信じられませんでした。

私は心にぽっかりと穴が空いたような気分でした。

その日の夜、ユーマにもう一度会ってお別れしたいと連絡をしましたが、それ以降ユーマから返信はありませんでした。

謝罪動画

次の日、旦那と動画を撮りました。

自分は視聴者に向かって不快な思いをさせてしまったことや、反省を10分ほど収録しました。

動画の収録が終わった後、改めて旦那に謝罪しました。

旦那は、「もういいよ」と、許してるのかそうでないのかわからない返事をし、玄関を出ていってしまいました。

いや、許してないというより、呆れたといわんばかりの口調でした。

旦那の最初で最後の復讐

謝罪動画を上げ、数時間経って様子を見てみると、やはり誹謗中傷の嵐でした。

そして、旦那は家を出てったきり夜まで帰ってきませんでした。

ご飯も食べる気になれず、その日1日は終わろうとしていました。

夜8時過ぎくらいだったでしょうか、旦那が帰ってきました。

私は「おかえり」と言ってみましたが、旦那は黙っています。

そして、旦那はカバンから一枚の紙を取り出しました。

離婚届でした。

「ごめん、また裏切られるんじゃないかって思うと、もうアンナと一緒にいられんわ、離婚してほしい」

旦那の、最初で最後の復讐でした。

私は言い返す余裕もなく、その場で崩れてしまいました。

その後

離婚してから数年が経ちましたが、私はあれから外で働くことをやめ、在宅で何とか生計を立てています。

ユーマは、あの日から変わらず連絡が来ることはありません。

私が、少しの過ちで人生を棒に振った出来事でした。

あの時、ユーマの誘いを断っていれば...

今でも後悔の日々です。

-不倫体験談ブログ
-,