不倫体験談ブログ

サレ妻の復讐…旦那がマッチングアプリでクソぶりっ子と不倫していた

サレ妻の復讐…旦那がマッチングアプリでクソぶりっ子と不倫していた

この記事を書いた人

かほ

現在の年齢:33歳
当時の年齢:27歳

出会い

私たちの出会いは、大学のサークルでした。

旦那(シューヤ)が先輩で、私はその後輩という関係です。

最初は気にも止めない人でしたが、飲み会や活動で関わる度に仲良くなっていきました。

そのうち、気づけば2人で出掛けたり、サークル活動中に2人で行動を共にしたりするようになりました。

だんだん、周りの人たちが冷やかしたりするようにもなりましたが、お互いまんざらでも無い感じでした。

告白からのお付き合い

ある秋の日に、2人で神戸に出掛けました。

私は県外の田舎者でしたので、神戸は初めてでした。

想像以上に人が多く、繁華街を少し抜ければ人気の少ないおしゃれな路地。

私が新鮮な光景に目を輝かせていると、シューヤは横でニコニコ笑っていました。

その日が終わろうとしている夜、ハーバーランドで夜の海を座って眺めていると、突然シューヤから告白を受けました。

実は『今日言われるかな』と少し準備していたところもありましたが、とても嬉しかったです。

その日から、サークルのみんなにも周知され、公認のカップルのような感じでお付き合いが始まりました。

サークルのみんなにも周知され、公認のカップルのような感じでもてはやされたこともありました。

その一方で、シューヤは後輩から慕われるタイプだったため、誰にでも優しいところに、私が少し嫉妬してしまう事もありました。

また、分け隔て無い穏やかな態度で、男女問わず先輩にも好かれるところがありました。

当時はとても私も誇らしい気持ちになったものです。

ですが、このシューヤの「外面」の良さが、のちのち私を不安へと陥れていったのです。

プロポーズ

シューヤが先に大学を卒業し、その次の年に私も無事大学を卒業しました。

お互い就職先が同じ地域になり、大学の頃と変わらずの頻度で会っていました。

この頃も、まだまだラブラブな私たちで、サークルの同期や後輩たちから『そろそろ結婚するんじゃない?』と噂も立っていました。

そしてその噂に乗るかのように、シューヤから突然結婚の話が出たときがありました。

就職してから1年が経とうとする頃でした。

まもなくして、あっという間にシューヤから正式にプロポーズされました。

私はそのプロポーズを受け入れ、私たちは夫婦へと昇格しました。

幸せな夫婦生活

結婚した私たちは、すぐに2人用のアパートを押さえたり、各種手続きを着々と進めました。

友人たちに結婚報告をした後、三ヶ月くらいはお祝いの言葉やプレゼントなどが贈られてきていました。

周りから祝福されている夫婦であることに、私はこの上ない幸せに浸っていました。

シューヤはこの頃、会社での評判も良く、褒められることが多いようで、忙しそうな様子でした。

ですが、夫婦の時間もしっかりとってくれる『良い旦那』と言った感じでした。

シューヤは、この仕事の中で目指すものが見つかったようで、それに向けて仕事を頑張っているという話を聞いていました。

私はシューヤの仕事にはあまり興味があるといった感じでは無かったもので、深入りはしませんでした。

休日は、夫婦でよく大学時代の仲間と男女4人で出かけることが多かったです。

その中の2人も近々結婚するようで、お互いおめでたいモードでした。

女の子のお友達の方は、学生時代からよく恋愛相談に乗っていた一番仲の良い子でした。

未だにその女友達とはよくご飯に行ったりしています。

私が誕生日の日やちょっとした記念日の日には、シューヤは必ずどこかに連れて行ってくれました。

しかも行き先を言わず。

サプライズ好きだった私は、そんな日がいつも楽しみで、企画を考えてくれるシューヤが何よりいとおしかったのです。

このまま、周りからも温かい目で見守られる素敵な夫婦生活を送れたら・・・

そう思っていた数ヶ月後、私たちの関係は破綻への第一歩を歩むことになるのです。

「忙しい」旦那

新婚生活から数年が経ち、お互い徐々に結婚前のリズムに戻ってきた頃でした。

私がシューヤに違和感を覚えた、ある出来事がありました。

どんなに忙しくても夫婦の時間をとってくれていたシューヤが、仕事で忙しい事を言い訳に、休日や夜も家にいないようになりました

まあ何か目指しているものがあるんだっけかな、と思うようにし、しばらくは何も聞きませんでした。

そんな生活が、3ヶ月くらい続きました。

私は段々不安になり、何気なく「どうしてそんなに忙しいの?」と聞いてみました。

でもシューヤは『今会社の中で大きなプロジェクトが始まるんだけど、そのメンバーに選ばれたくて頑張ってるんだ』

と言われました。

そして、取って付けたように

「最近相手してやれなくてごめんね」

とも言われて、シューヤはスマホを見るやいなや、また出かけていきました。

私はこの頃からはっきりと寂しさを感じることが増えました。

その寂しさが、段々疑念に変わっていくのでした。

寂しさ爆発

その生活がさらに続き、私はついに寂しさが爆発しました。

夫婦の時間が減ったこと、それにより仕事や家事に集中できないことなど全て話しました。

シューヤに私の気持ちを伝えると、私がほしかった答えとは違う答えが返ってきたのです。

「今さ、自分の将来のために忙しいって話したよね。そこを見守っててくれない奥さん、俺は嫌だな」

この瞬間私は、

「私の気持ちは聞いてくれないんだな」

とシューヤとの結婚に疑問を感じ始めました。

そして、この結婚生活をさらに破綻させようとする出来事が起こるのでした。

友人からの情報

ある日、久しぶりに会う大学のサークル仲間のユイとランチに行きました。

ユイは県外に就職しましたが、出張でたまたま私の家の近所に数日間いたようです。

忙しい合間を縫って、近況報告や思い出話で会話が弾んでいましたが、ランチ終盤のことでした。

ユイは最近彼氏と別れたようで、新たにマッチングアプリで彼氏捜しをしている話をし始めました。

すると、「あっ」と何かを思い出したかと思うと、ユイがおもむろに私にスマホの画面を見せてきました。

「これ見つけちゃったんだけど・・・」

見せられた画面には、マッチングアプリに登録しているシューヤの画像でした。

私は血の気が引きました。

今までのシューヤの様子がフラッシュバックし、言葉が出ませんでした。

「見せようか見せないか迷ったんだけど、・・・でもちょっとこれはやばいよなと思って。シューヤめっちゃ良いやつだと思ってたんだけど、これで真っ黒よな・・・。」

シューヤがアプリで別の出会いを探してる事実に、私は心が壊れてしまいそうでした。

私はユイに「教えてくれてありがとう」としか言えませんでした。

その日の夜、ユイに見せてもらったシューヤのプロフィールをじっくり見るために、アプリをインストールしました。

「ハナコ」という偽名で登録し、プロフィール画像はとりあえず載せませんでした。

そして、スクロールして血眼になって探していると、パッと現れました。

プロフィール画像は、大学生の頃に撮った写真が載っていました。

プロフィールの下の方の自己紹介文を読むと、なんと

「元妻と離婚し、バツイチです!それでもいいよという方は、気軽にいいねをお願いします!」

と書いてありました。

はあああ????離婚????

してませんけど????

突っ込みどころが多く、パニックでした。

既に離婚したことにされていたのです。

私は寂しさから怒りに変わり、写真は載せてなかったためバレることは無かったので、あえていいねを押して様子を見てみました。

するとなんと、シューヤからいいねがかえってきたのです。

そして、さっそくメッセージが来ました。

「はじめまして!いいねありがとう!メッセージくれると嬉しいです!」

こんな明るいメッセージを不特定多数の女性に振りまいてるのか・・・。

以前からのシューヤの『外面の良さ』が、ここでも発揮されていました。

私は他の女性にどんな振る舞いをしているのか気になり、メッセージを返しました。

するとすぐに既読がつき、

「メッセージありがとう!ハナコちゃんの写真見たいなあ」

いきなり写真をせがむ旦那。

当たり前だけど、結局見た目か。

私は画像検索アプリから、マイナーそうなかわいいグラビアアイドルの写真を送っておきました。

すると、またすぐに既読がつきました。

「ハナコちゃんめっちゃかわいくてセクシーだね!ホントにハナコちゃん?」

違います、嫁です。と言いたいところでしたが、段々どこかで面白がる自分が現れ、メッセージを続けてみることに。

シューヤが私に心あらずとわかると、なんだか変に気持ちが軽くなり、どうでも良くなったのです。

「本人ですよ~。体には自信があります❤」

なんてふざけて送ってみたり。

ふと、久しぶりにサークルの先輩からLINEが来ました。

その人はシューヤと同じ会社に勤めている人でした。

先輩のメッセージには、

「久しぶり!今シューヤと一緒にいるんだけど、話聞く限りシューヤは良い旦那やってんだな!」

という旨の内容でした。

やっぱり・・・、シューヤは外では良い旦那面してるんだ・・・。

私はお世辞にも「そうなんです、とても良い旦那です」とはとても返信できず、既読をつけたままにしておきました。

あれ、隣にいるのは・・・

私が仕事を終えた帰り道、久しぶりにお気に入りのカフェに寄ることにしました。

窓際の席を指定し、シューヤの事を考えていると、窓の向こうに見覚えのある人が歩くのが見えました。

シューヤでした。

しかも、その隣にはアプリで出会ったであろう見知らぬ女が歩いていました。

二人が並んで歩いているのを見て、『見てしまった・・・』と背中から冷や汗が出てきました。

そして、シューヤと女が見えなくなってしまう前に、一枚だけスマホで二人の写真を撮ることができました。

「家に帰ってきたら、問い詰めよう」

しらばっくれる旦那

旦那が家に帰ってくるであろう時間、私は家で一人そわそわ。

ガチャ。「ただいま」

シューヤが帰ってきました。

そして、私はおかえりも言わずシューヤに昼間撮った写真を突きつけました。

「これは何?」

それをみた旦那はしばらく黙りました。

バレたと思って、謝ってくるのかと思いきや、

「何これ?なんの写真?」

シューヤは本当に知らないかのようにしらばっくれたのです。

「俺が他の女の子と一緒にいたとでも思ったの?んなわけないじゃん、俺はもう既婚者よ?」

認めないシューヤに段々腹立たしくなってきました。

「それにこんな拡大写真、画像割れててそもそも俺かどうかわからないじゃん」

撮った写真は拡大したもので、確かに画質の粗い画像ではあった。

しかし、言い負かしてくるシューヤに、言葉が出ない私は、情けないことに、泣くしかありませんでした。

シューヤはため息をつき、「今日は仕事で疲れてるから」といって、私の話を聞かず寝室に行ってしまいました。

完全にお出かけ用の私服を着てるくせに、何が仕事だよ。

私はその日は何もできず、ただ涙が乾くのを待つばかりでした。

先輩に相談

その後も、シューヤは『忙しい』『帰れない』といって不倫をしに出かけているようでした。

仕事のお昼休み、この間サークルの先輩から来たLINEをもう一度ひらき、

『お久しぶりです、少し相談があるのですが』

と一言メッセージを入れました。

そして数時間後に先輩から「どーした?」と返信が来ました。

私は先輩に、

  • シューヤがアプリを使って浮気をしてるかもしれないこと
  • その中で離婚したことにされていること
  • 女と二人で歩いている証拠写真を見せても自分じゃ無いと認めないこと

などを打ち明けました。

すると先輩はびっくりしたのか、先輩から電話が掛かってきました。

「もしもし?今の話ホント?」

そうです、と言うと、先輩は昼休みの時間いっぱい話を聞いてくれました。

また、先輩も会社でのシューヤの様子を気にしておくし、今後どうするか追々話し合おうと言ってくれました。

とても心強かったです。

先輩からの提案

一週間後、その先輩と休日ランチがてら、私とシューヤの今後について相談に乗ってくれました。

先輩から提案されたのは、まず

  • 私が出張だと嘘をついて家に帰らない日を、シューヤに教えておく
  • でも本当は出張ではなく、家を空けた隙にシューヤが女を連れ込むための口実
  • シューヤが女といちゃこらしているところを突撃訪問!(自宅だけど)

というプランらしい。

とりあえず、この状況を作ってしまえば言い逃れはできないと言うことで、先輩も当日は協力してくれると言ってくれました。

私は成功するのか、そもそもシューヤが家に女を連れ込むのか不安でしたが、証拠写真を見せてもしらばっくれたあの時のシューヤの態度が、私の復讐心をムクムクと奮い立たせました。

メンタルが病んできた

私は、ある日の夜シューヤに

『○日、仕事の出張で一晩いないから、よろしくね』

とだけ言っておきました。

シューヤは「はーい」とから返事をしただけでした。

作戦が上手くいくか自信はありませんでしたが、シューヤは割と鈍感な方なので怪しむ様子はありませんでした。

先輩とも当日までちょくちょく連絡を取っていました。

会社での様子では、休憩中やはり電話ばかりしており、おそらく女と喋っていると。

当日自宅に女を連れ込む会話は聞こえてこなかったけど、会話の内容から、浮気をしていることに間違いは無い、と。

ショックな内容の連絡が続き、メンタルがすり減っていました。

しかし、この時の私は、シューヤのあのしらばっくれた態度が原動力となっていました。

作戦決行日

作戦当日。

シューヤが家に帰ってくるであろう時間に、自宅外の物陰に身を潜め、事が起こるのを待っていました。

また、先輩も別の位置から見張っていました。

・・・いったい、いい歳して何してるんだと言わざるを得ないこの状況。

でも何だか、スパイごっこというか、一瞬童心に返るような気持ちになったのを覚えています。

日も沈み、辺りが暗くなってきた頃、別の位置にいる先輩から電話が来ました。

「まさかの狙い通り!女連れて帰ってきた!!」

先輩が、なぜかめちゃくちゃ嬉しそうに言ってきました。

この瞬間、私の鼓動は一気に早くなりました。

そして、足音が聞こえてくると、二人が現れました。

この間カフェから見た女とはおそらく別の女でした。

一体何人と浮気してるんだろう・・・。絶望というか、呆れるというか。

シューヤが自宅に女を入れました。

シューヤが単純すぎて、狙い通りで怖いくらいでした。

二人が家に入ったのを確認すると、先輩と合流しました。

「・・・大丈夫か?」

私の顔色が悪かったのでしょうか、先輩が心配してくれました。

そして、スマホのカメラを動画モードにし、ついに突撃の瞬間でした。

相手はどうしようもないぶりっ子

ドタン!!

私は先輩と勢いよく玄関のドアを開けました。

玄関床には、シューヤの靴と、見知らぬヒールがおかれていました。

勢いよくリビングのドアを開けると・・・。

そこにはシューヤが見知らぬ女と抱き合っている光景が目に入ってきました。

二人はみっともない格好で、目を見開いて固まっていました。

私はこの時、ショックと怒りと呆れと...いろんな感情が頭の中を走りました。

そして、すぐ冷静になってスマホの動画撮影を開始しました。

「かほ、えと…出張じゃなかったの…?」

動揺するシューヤに容赦なく私はカメラを向けます。

「先輩も、どうして…」

私が言うより先に先輩が静かに言いました。

「かほちゃんからいろいろ聞いてた。お前が不倫してること、これではっきりしたな。」

すると、固まるシューヤの横で、女が一言言いました。

「シューヤの彼女ですかぁ?」

呑気な口調が、この場の空気を硬直させます。

私の怒りが大爆発しました。

「彼女じゃないわ!!嫁だ!!あなた誰なのよ!!」

すると女は更にシューヤにひしっと抱きついて、

「えー、怖いんだけど~。シューヤ奥さんいたのぉ?」

甘ったるーい声でシューヤの頬を指でなぞりだしました。

私は更に爆発し、その矛先はシューヤに向きます。

「あんた浮気してないってしらばっくれてたよね!?どういうこと??!」

シューヤは決まり悪そうにしており、何も喋りません。

すると横の女が、

「あの、奥さんだか誰か知りませんけどぉ、カメラ止めて貰えませんかぁ?プライバシーがちょっとぉ」

と甘ったるーい声で私に言ってきました。

私は女の胸ぐらを掴み、自分の後ろに勢いよく投げ飛ばしました(笑)

今思えば、かなりの勢いだったと思うのですが、怪我しなくてよかったです…

「イッタァーーイ」

何となくわざとらしい痛がり方にイラつきつつも、私はシューヤにカメラを向けたまま

「ほんとに、外面だけはいいわよね」

そう言い捨て、

  • 慰謝料を請求すること
  • 払わなければ動画をばらまくこと
  • 妻に内緒で離婚したていでアプリをし、不倫していたこと

を、シューヤの会社にチクると忠告し、先輩と家を出ました。

後日、シューヤの会社に不倫をしていた事実を連絡し、結局動画のデータも送りました。

会社がシューヤに事実確認したことで事が早く進み、とりあえず慰謝料はブン取ることが出来ました。

その後

私達は離婚しました。

シューヤはその後、当時の会社をやめたようですが、どこに行ったのかは知ったこっちゃありません。

修羅場に立ち会った先輩とは、今でも仲良しです。

私はというと、シューヤと離婚後一年で、別の男性と結婚しました。

そして、再来月、子どもも生まれる予定です。

私はシューヤのような外面のいい人物には十分注意を払うよう、全世界の人に言いたいです。

人を見極める力は、本当に大事だなと思い知らされた出来事でした。

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