不倫体験談ブログ

夫に社内不倫サレた妻の復讐。相手はインフルエンサーだった

夫に社内不倫サレた妻の復讐。相手はインフルエンサーだった

この記事を書いた人

ミズキ

現在の年齢:30歳
当時の年齢:27歳

出会い

私達の出会いは高校生の時でした。

彼(シュン:仮名)と私(ミズキ:仮名)はとなりのクラス同士で、廊下ですれ違うくらいで接点も全くありませんでした。

ただ、いつの日からか私はシュンのことが気になり始めました。

全く接点がなかったことから、こちらからきっかけを作らないと始まらないと考えていました。

私の高校には、文化祭の後夜祭で「飴交換」というイベントがあります。

思いを寄せている相手に飴を渡し、交換できたらカップル成立というイベントでした。

私がシュンを気になり、好きになった頃、文化祭が2ヶ月くらい前に迫っていました。

私は、

「このイベントしかない!」

そう思い、文化祭にシュンに飴の交換を申し出ることに決めました。

交際のきっかけ

文化祭の日。

私は文化祭の3日間、そわそわしっぱなしでした。

シュンの姿を教室や廊下で見ては、ときめいたものです。

文化祭の3日目は、私の緊張は時間と共に加速していきました。

後夜祭の時間がやってくると、一気に不安が押し寄せたものです。

いざ、彼に飴を渡すとき…

彼を探し、見つけると、一直線にめがけて走り、

「好きでした!受け取ってください!」

彼の表情を恐る恐る見ると、ビックリした顔をしていました。

シュンは、

「ほ、他に渡す人がいるので...」

と、か細い声で私に言いました。

私の一大決心高校生活最後の恋愛、終わった...

その日の私はしょんぼり。

今まで相談していた共通の友人に報告すると、

「えー、あいつそんな人いたっけ??」

と言われました。

私は、これを機に、せめて連絡先だけでも交換したいなと思いました。

次の日、文化祭の片付けで学校中がわちゃわちゃしていました。

昨日の今日だし、このどさくさに紛れて連絡先を聞くしかない!

私は用事があって話しかけに行く人を装うように、彼に勇気を振り絞って話しかけました。

「あの、連絡先だけでも交換してくれませんか・・・?」

私は断られるつもりで聞くと、シュンはびっくりしたようでしたが、

「あ、いいですよ」

と、あっさりオッケーしてくれました。

私はこの時、シュンと会話ができたことだけで大満足でした。

その後、シュンから『よろしくね』というLINEが来ました。

シュンからアクションが・・・!!

私もよろしくねと返信すると、文化祭終わりからの夏休み期間、毎日連絡を取り合うようになりました。

そのやりとりの中で、シュンは文化祭の時に「他に飴を渡す人がいる」という話をしたのは、突然の飴交換にびっくりしてつい言ってしまったとのことでした。

また、飴を渡しに来てくれたことがとても嬉しかったと言ってくれました。

私たちは、学校ではあまり話さないものの、いい感じになっていきました。

お付き合いはちょっと後

夏休みが終わり、秋になると体育祭が迫っていました。

この頃もまだシュンとのやりとりは続いていました。

体育祭が迫る数日前、シュンからLINEで

『朝ちょっと話したいことがあるんだ』

と来ました。

朝早く学校について待っていると、シュンが後から廊下を歩いて行くのが教室から見えました。

一気に緊張したのを覚えてます。

そして、呼び出されて行くと、シュンから

「そろそろ付き合おうか」

と申し出がありました。

やっと・・・!!!

飴交換から二ヶ月・・・、私たちはやっと付き合うことができました。

しかし、この時私たちは受験生でもあったため、勉強に支障が無いようにすることを条件にお付き合いが始まりました。

大学で遠距離

私は志望校に合格し、シュンも無事浪人は免れたようで、私たちは4月から遠距離が始まりました。

何県もまたぐ程の距離だったので、会えるのも月1かそれくらい・・・

それでも、毎日連絡を取り合うことはしていました。

沢山の出会いがある大学でも、シュン以外になびかなかったのは、彼の絶え間ない思いやりのおかげでした。

社会人になって

大学を卒業するころも、私たちはお付き合いが続いていました。

お互い地元の就職先を選び、Uターン就職でした。

就職がお互い地元県だとわかってから、同棲の話があり、一緒に部屋を探しにいったりしました。

社会人になってから3ヶ月ほどで、私達は入籍しました。

長年の遠距離からついに解放されました。

お互いの親、高校の友人や会社の上司等に結婚報告をし、無事部屋も決まり、新婚生活が始まりました。

新婚生活を機に

新婚生活が始まり、長年の遠距離から解放されました。

今思えばよく続いたなあと思います。

お互い仕事がまだ落ち着かないところもありましたが、今までの遠距離に比べれば、という思いでした。

私の会社とシュンの職場は若干離れていたものの、夜は二人の時間を過ごすくらいの余裕はありました。

休みが合えばよく出かけていましたし、仕事終わりに欠かさず散歩をするなど、特にマンネリを感じることもありませんでした。

シュンは仕事にも嫌々言いつつも前向きで、職場の付き合いの飲み会等もほどほどでした。

全てが順調の新婚生活でした。

しかし、私はこの時、まだシュンのもう一つの顔を知らなかっただけなのでした・・・。

同じ会社の後輩

結婚生活が始まって三年。

お互い仕事の方は落ち着き、そろそろ子供もどうかという話も出ていた頃でした。

シュンは最近新入社員で入ってきた後輩たちとよく呑みに行くようになりました。

ほぼ毎週のように。

ただ、別の日に聞いたのですが、シュンは最近仲良くなった後輩がいるというのです。

それが男の人か女の人かはわかりませんでしたが、あえて私は尋ねませんでした。

まぁシュンのことだし、きっと男の人だろうなとこの時は思っていました。

ただ、一つ気になる事がありました。

シュンのLINEの通知が、前より増えたということです。

後輩からかな?会社の同僚とかかな?

『メッセージが来ています』としか表示されないので、誰からのどんな内容かはわかりません。

異様に通知が鳴るなぁと気になるものの、私はこれについてはあまり触れないようにしました。

でも、私がこの時にちゃんとシュンに問い詰めていれば、この後あんなに爆発することは無かったのかもしれません。

旦那に近づく女の影

シュンの飲み会の頻度の多さはしばらく続きました。

そんなに呑んで大丈夫か?と思ったものです。

しかも、その生活が続いて1ヶ月した頃、シュンは私との休みが合っても、一人で出かけることが増えたのです。

どこに行くのか、何しに行くのか聞いても、

「会社の人たちとドライブ」

「別にどこでもいいじゃん」

など、明らかにそっけないのです。

今までこんなに冷たいシュンは初めてだったので、私はとても悲しい気持ちになりました。

もしかして何か隠されてる?私に言いたくないことがある?

まさか…他の女の子??

その嫌な予感が的中した出来事がありました。

シュンが仕事から帰ってくると、ふと女性ものの香水の匂いがしたのです。

私は思わず

「なんか、香水臭くない??」

と聞くと、シュンは一瞬ぎょっとしたような顔で

「え、ああ、ちょっと最近香水に目覚めて...」

と、声を小さくして言いました。

明らかにヤバいと思ったような顔と口調でした。

(女だな…)

直感でそう思いました。

この日は、私も疲れていたこともあり、それ以上は何も言いませんでした。

旦那のおかしな行動

その日以降、シュンは不自然なくらい家でも肌身離さずスマホを持ち歩くようになりました。

浮気サインの典型的なやつです。笑

この時、すぐにでも浮気かどうかを暴きたい気持ちがありましたが、ケンカが嫌いな私はなかなか言い出す勇気がでませんでした。

別の日には、仕事から帰ってきたと思ったら、家をでて何時間も車の中で電話をしている日もありました。

誰と電話してるのか気が気でなかったです。

女?会社の人?

窓からちらっと覗くと、電話をするシュンの表情は、仕事の電話ではなさそうでした。

なんていうか、昔私に見せてくれてた、とろんとした表情に優しい笑顔。

私は部屋で一人泣き崩れ、シュンが部屋に戻ってくるまで泣いていました。

追跡

次の日、お互い休みでしたが、やはりシュンはどこかに出かけると行って出かける準備をしていました。

何しにいくのと聞いても、

「会社の人たちと打ちっぱなしゴルフ」

と言われました。

シュンて、ゴルフなんてするような人だっけ?

私は、付き合いでゴルフはよくあることかと思い、

「ふーん」

と流すフリをしました。

しかし、私はここで、シュンが本当の事を言ってるのか確かめようと思い立ちました。

シュンが家をでた後、私もその後をつけました。

シュンは最寄駅へ向かいました。

私もばれないように駅の外の木陰で身を潜めていると、一台の車がシュンの目の前に停まりました。

運転席には、見知らぬ女がいました。

そして、シュンが車に乗ると、私も急いでタクシーに乗り、

「あの前の車を追いかけてください。」

と言いました。

今考えれば運がよかったと言うか、馬鹿げてると言うか。。。

タクシーの車2台ほど前に、シュンと女が乗る車がありました。

「ぜってーゴルフじゃねぇだろ!」

怒りのあまり独り言がポロリ。

運転手さんをビックリさせてしまいました。

「あ、すいません、、、」

私が運転手さんに謝ると、運転手さんが

「誰か追いかけてるんですか?」

と聞いてきました。

私は、感情が高ぶっていたのか運転手さんに事情を話しました。

すると、運転手さんは理解のある方だったようで、

「そういうことでしたか。まぁ旦那さんたちの目的地までついてってみるとしましょう」

と言ってくれました。

なんてお心の広い人!

こんな時でも、素敵な出会いがあるのかと、少し怒りが収まったのを覚えています。

現場を抑えた

タクシーで何とか追いかけ、二人が着いた先はホテルでした。

私は運賃と運転手さんにちょっとしたチップを払ってお礼をすると、彼らの車を探しました。

今車が入っていったであろうガレージを見つけた瞬間、私の鼓動は一気に早まりました。

ここで突撃したら、この先シュンとの結婚生活どうなるのか一気に不安になりました。

ですが、ここまで来たからには行くしかありません。

私は足早に二人の入ったガレージに向かいました。

そして、車から出てきた二人。

最初に私に気づいたのはシュンでした。

シュンは真っ青な顔で私を見ました。

「え・・・?」

シュンは固まっています。

そして女の方も私の方を見ました。

女は『誰?』という顔でした。

旦那に問い詰める

私はシュンの方に近づいていき、

「あんた、何してんの?会社の人とゴルフは?」

怒りのあまり、自分でもびっくりするくらいの声の低さでした。

シュンは震え上がっているのか言葉が出てきません。

「そんで、あんた誰?私の旦那に手出して、何のつもり?」

女も一瞬黙りましたが、いきなりこう言い出したのです。

「シュンちゃん、奥さんに飽きたんだってさ。残念ね(笑)」

私はもちろん一瞬耳を疑いました。

シュンは「おい!」と言って、女を慌てて止めました。

女は続けます。

「長い間奥さんとしか付き合ってなかったみたいだし、新しい恋がしたくなったのよ、シュンちゃんは」

「シュンちゃん」と呼ぶのも非常に耳障りでした。

魔が差した…?

不倫相手のくせに何様??!!

しかし、その女の言葉に一瞬、納得がいく自分もいました。

もう何年もお互いしか付き合っていない、それはいつかマンネリが来るのも無理はない。。。

そんな思いも否めない自分がいました。

しかし、それとこれとは別。

今この不倫現場を目撃した以上、なんとかしなきゃと私は思いました。

すると、やっとシュンが口を開きました。

「ごめん。つい、魔が差しちゃったんだ。今まで酷いことしてごめん」

シュンがその場で私に頭を下げました。

いや、ここで謝られても・・・

「・・・んで、シュンはこの女と一緒になりたいわけ?」

私は、あまり聞きたくない質問を、勇気を出してしました。

シュンはしばらく黙っていましたが、

『考えさせてほしい』

と一言言いました。

どの面が「考えさせてほしい」だと??!!

私は、シュンが若干自分の非を認めていない部分があると感じ、再び怒りをぶつけます。

「この際だから言うけど、シュンのそのどっちつかずな態度が私は嫌だった、はっきりしてよ!」

それでもシュンは、むしろ黙りこくってしまいました。

しびれを切らしたのか、女は、

「なんかめんどいから、今日は私帰りまーす」

といって、車に一人乗ろうとしました。

私は「はあ?まてよ!」と女の肩をガッと掴み、

「どっちから手出したか知らないけどさ、両方ともただですむと思わないで」

と言いました。

女は返事もせず、さっと車に乗り、一人でホテルを出て行きました。

シュンと二人きりになった途端、非常に気まずい空気が流れていました。

不倫の経緯

シュンに後でゆっくり話を聞くと、女は最近仲良くしていたという会社の後輩だったそうです。

不倫に至った経緯をざっくり話すと、

シュンが、後輩たちとの飲み会で初めてその女と話したときにかなり意気投合したようでした。

それから、私より後輩たちと過ごす時間が増えるとともに、その女と接触する機会が増え、女もシュンに好意を持ち、シュンが既婚者だと言うことを知った上で近づいてきたとのことです。

単純接触効果というやつでしょうか。

私はシュンの話を聞いた上で、二人の会社にチクることに決めました。

その事を話すと、シュンは案の定

「それだけはやめてほしい」

と泣いてすがってきました。

しかし、今までの私への態度と、あの女の態度から、お咎めなしという考えにはもちろん至りません。

自分たちが何をしたのかわからせてやりたかっただけです。

シュンはその日一日私に謝ったり、ご機嫌取りをしてきましたが、そんなことで許すはずがありません。

怒りとショックで私はメンタルぼろぼろでした。

私は次の日の朝、一旦実家に帰ることに決め、荷物をさっさと準備しました。

シュンはそれを不安そうに見てきます。

私はそんなシュンに見向きもせず、何も言わずバタンと玄関を出ました。

その後

実家に到着し、母に全て話しました。

母は、「離婚するなら早めにね」と一言言っただけでした。

私の気持ちを察してか、私の好物をたくさん作ってくれました。

私はこの帰省の間、シュンと女の会社に、二人の不倫の事実を知らせました。

また、女の方はSNSのちょっとしたインフルエンサー的な人物だったことを後で知り、彼女のアカウントをスクショし、彼女の不倫の事実をあらゆる手段で拡散させました。

自分でもゾッとするなあと思う反面、拡散させたときはほぼ無の感情でした。

もちろん、女はSNS上でたたかれまくり。

会社の中でも彼女のアカウントを知っている人は彼女を非難。

人事からは異動辞令が課せられたそうですが、異動先でも上手くいかなかったようで、まもなくして会社を去ったようです。

そして、シュンも別の部署に異動させられました。

今までの明るい後輩の和から放り出され、古くさい考えのおじさんばかりの部署に異動になったそうです。

この騒動から一ヶ月後くらいに、私たちは結局離婚しました。

10年という歳月の付き合いだったこともあり、最初は非常に気分が落ち込みました。

が、心が軽くなり、新しい出会いに目を向けられるわくわくを感じている自分もいました。

これでよかったのだと。

その後会社で

その後私は、あっという間に新しい出会いがありました。

同じ会社の人ですが、今までシュンしか見ていなかったからなのか、今彼がとても輝いて見えます。

この10年の年月はなんだか味気なかったんだなと、今になって感じます。

彼とはまだ婚約には至ってませんが、お互い年齢も年齢だったので、結婚には前向きでいてくれてます。

元旦那よりはるかに面白くて、私を安心させてくれる人です。

離婚の選択が正しかったと、心から思います。

年月なんて、関係ありませんね。

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